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ニコン、S-Lineレンズに「35mm F1.2」を追加

フルサイズ向け「f/1.2」シリーズ第3弾

ニコンは、35mmフルサイズ対応の交換レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」を2月28日(金)に発売する。想定価格は43万7,800円。

ニコンZマウントレンズでも、高い基準を満たすレンズに付けられる「S-Line」に属する広角単焦点レンズ。

Z8への装着イメージ

高い解像感と大きな柔らかなボケ味を両立した単焦点レンズとしており、既発売の「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」と同等のボケ描写を実現したという。

レンズ構成はEDレンズ3枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚を含む15群17枚。

「メソアモルファスコート」「ナノクリスタルコート」「アルネオコート」をレンズ表面へのコーティングとして採用し、ゴーストやフレアーを抑制。太陽などの強い光源がある場合でも鮮明な画像が得られるという。

AF駆動にはSTMを採用。モーター2基を搭載するマルチフォーカス方式で、高速、高精度かつ静粛なAFを実現。フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計になっており、ピント位置が移動しても画角の変化が少ないとしている。

絞り値やISO感度などを割り当てられるコントロールリングも備えている。絞り値やISO感度などを割り当てることができる。

各所にシーリングを施したことで、防塵防滴性能も有している。

付属フード「HB-110」
  • レンズ構成:15群17枚(EDレンズ3枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚含む)
  • 最短撮影距離:0.3m
  • 最大撮影倍率:0.2倍
  • 絞り羽根:11枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F16
  • フィルター径:φ82mm
  • 外形寸法:約90×150mm
  • 質量:約1,060g
本誌:佐藤拓