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曜日・時間帯を選べば最大26%安くなる…エクスペディアが旅行費用の節約術を公開

エクスペディアは1月29日(水)、「2025年の旅行節約術」を発表した。米航空券決済大手のARCと、世界の航空データを提供するOAGとの協力で、航空券予約のデータ分析に基づいて行ったものという。

今回の発表では、フライト予約の最適なタイミングや、費用対効果の高い旅行時期などを示している。

分析によると、航空券の予約は日曜日が最も有利で、金曜日と比較して最大26%の費用削減が可能になるという。さらに国際線の場合は、出発の18日から24日前の予約で、35日から41日前と比べて最大9%の節約につながることが判明した。

旅行時期に関して、エコノミークラス利用者については5月の渡航を推奨している。最も料金が高騰する1月と比較して最大9%の節約効果があるという。また、出発日については木曜日が最適で、最も割高となる日曜日と比べて最大21%の費用抑制が可能だという。

また、9時から15時の間に出発する便は、他の時間帯と比較して欠航率が最大30%低いことが示された。

2024年の日本人旅行者データでは、海外渡航先としてソウル、バンコク、台北、ロサンゼルス、ホノルルが上位を占めた。2025年には韓国のチョンジュ、中国の成都、タヒチ、スイスのバーゼル、スペインのセビリアが渡航先として需要増が見込まれる。

本誌:佐藤拓