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ハクバの「リッジ」シリーズが、カメラバッグ専用の“GW”ラインに

ショルダータイプは往年のスタイル

ハクバ写真産業株式会社は、カメラバッグらしいデザインと機能性を持たせた「GW-STANDARD リッジ」5製品を11月29日(金)より順次発売する。

ハクバが以前からリリースしてきた「ピクスギア リッジ」「ルフトデザイン リッジ」などの流れを汲む製品。カメラバッグに求められる「機材を安全で快適に持ち運ぶ」という基本性能を追求したとし、機材の取り出しやすさ、収納のしやすさにこだわった。

充分な収納力と保護性能を備えながらも、それを意識させないシンプルなデザインと軽量設計を採用。目的に応じて選べる、多様なキャリングスタイルとサイズを用意する。

ハクバ GW-STANDARD リッジ バックパック 27

狭い場所や人混みの中でも、バッグを立てた状態で上部から素早くカメラを取り出せるトップアクセス構造を採用。

サイドバックルがファスナーの開き過ぎを防止するストッパーとして機能し、機材の落下や盗難を抑制できる。

天面からフロントパネルにかけて全開する1気室タイプの大容量カメラバックパック。

バッグを地面に下ろさずに、素早く機材の出し入れができる、サイドアクセス機構を左右に搭載した。

収納目安は、大口径レンズを装着したレンズ交換式カメラ2台と交換レンズ、クリップオンストロボ、クリーニングアイテムなど。

仕切り板のレイアウトを変えることで、150-600mm F5-6.3のような超望遠レンズを装着したレンズ交換式カメラの収納にも対応する。

背面内側には、16インチクラスのノートPC用スリーブを備え、天面の裏側にはフィルターケースなどの収納に利用できるファスナーポケットを装備した。

  • 容量:約27L
  • カメラ収納部内形寸法:約300×510×180mm
  • PC収納部参考収容寸法:約260×365×20mm
  • 外形寸法:約340×540×250mm
  • 重量:約1,780g
  • 発売:12月13日(水)
  • 価格:4万1,400円

ハクバ GW-STANDARD リッジ レンズバックパック 19

大型レンズを運搬するために専用設計されたバックパック。プロ向けレンズ交換式カメラに300mm F2.8クラスの望遠レンズを装着したまま収納できる。その際、レンズフードは逆向きではなく、撮影時の状態を維持可能。

天面には、レンズキャップやメモリーカードケースなどの収納に便利なファスナーポケットを装備。

フロントパネルの内側には、アクセサリーや小物が整理しやすい中身の見えるファスナーポケットを備える。

また、内部背面側には、11インチクラスのタブレットPC用スリーブを用意。両側面には、ドリンクボトルなどが収納でき、使用しない時はフラットになるスリムデザインのサイドポケットを装備する。

  • 容量:約19L
  • カメラ収納部内形寸法:約240×440×180mm
  • PC収納部参考収容寸法:約210×250×10mm
  • 外形寸法:約340×510×210mm
  • 重量:約1,540g
  • 発売:12月13日(水)
  • 価格:4万1,400円

ハクバ GW-STANDARD リッジ ショルダーバッグ 24/15

収納スペースに無駄のないスクエアデザインを採用したショルダーバッグ。デザイン的には、過去のリッジ系列のショルダータイプを引き継ぐ。

内部には、大口径望遠レンズを支えるU字仕切りを採用。付属の追加パッドを装着することで、可変式の中仕切りとしても機能する。

また、フロントにはクリーニングアイテムやスマートフォンなどを整理しやすいインナーポケット付きファスナーポケットを採用。

天面パネルの裏側には、取扱説明書や地図など薄手の物を収納するのに適したメッシュポケットを装備する。このほか、左右のサイドポケットは、予備バッテリーなどの撮影アイテムが収納できる充分なマチ幅を備えた。

トップハンドルと背面のDリングを利用し、別売の「フォールディングリュックベルト02」の装着にも対応する。

バッグの底が直接地面へ接することを防ぐ、フットスタンドを装備した。

24L

シリーズ中最大のショルダーバッグ。中仕切りを調節することで、フードを逆付けした400mm F2.8クラスの大口径望遠レンズを装着したプロ向けレンズ交換式カメラの収納に対応する。

背面には、13インチクラスのノートPCが収納できるスペースを搭載。

  • 容量:約24L
  • カメラ収納部内形寸法:約440×250×220mm
  • PC収納部参考収容寸法:約400×240×15mm
  • 外形寸法:約530×285×295mm
  • 重量:約1,630g
  • 発売日:11月29日(金)
  • 価格:3万3,000円

15L

70-200mm F2.8クラス+レンズ交換式カメラの収納に対応した中容量のショルダーバッグ。

中仕切りの位置を調節し、収納部の寸法を最大限に活用することで、フード順付けの状態でも70-200mm F2.8クラスの大口径望遠レンズを装着したレンズ交換式カメラがそのまま収納可能。

背面のノートPC用収納スペースは13インチクラスの製品に対応する。

  • 容量:約15L
  • カメラ収納部内形寸法:約370×225×185mm
  • PC収納部参考収容寸法:約320×215×15mm
  • 外形寸法:約470×250×270mm
  • 重量:約1,340g
  • 発売日:11月29日(金)
  • 価格:2万6,400円

10L

レンズ交換式カメラと交換レンズを2~3本が収納できる容量10Lのショルダーバッグ。

シリーズ最小サイズながら、こちらも望遠ズームレンズを装着したボディの横向き収納が可能。

  • 容量:約10L
  • カメラ収納部内形寸法:約310×190×170mm
  • 外形寸法:約415×230×230mm
  • 重量:約1,030g
  • 発売日:11月29日(金)
  • 価格:2万3,000円
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。