車載時などの激しいブレを抑制するアクションカメラ向けスタビライザー

TILTAジャパンは、小型カメラ向けスタビライザー「HYDRA ALIEN MINI」を10月18日（金）に発売した。価格は電子サクションカップキットが3万7,620円、ユニバーサルサクションカップキットが3万1,460円。

サクションカップとスタビライザーがセットになった製品で、航空用アルミ合金の採用により軽量化と安定性を両立。自動車やバイクに取り付けた際には、時速100kmまでの高速走行に対応し、手ブレを効果的に抑制する。

対応機種はDJI Action3、4やOsmo Pocket 3、Insta360 X3、X4など。同社がiPhone用に開発した撮影システム「Khronos」との互換性も持つ。

スタビライザーの固定に用いる電子サクションカップは、毎秒1,000回の空気圧監視機能を搭載し、空気漏れを自動検知してステータス画面に表示する。

グリップハンドルを使用することで、手持ち撮影に対応。多軸方向の調整ができるため、様々な撮影シーンで活用可能としている。アームのバネの張力は専用ノブで調整可能で、積載量に応じてサスペンションを最適化できる。

耐荷重は150～600g。アメリカ製ダンパーを採用しており、オイルの追加することで、さらなる調整も可能とのこと。

アームの外形寸法は181×37.4×70.46mm。重量は372g。

TILTA株式会社は2010年設立の映像機材メーカー。中国・深センを拠点に、米国ではハリウッドや独立系映画制作者向けにリソースを提供。ASCクラブハウスと連携し、撮影監督と協力して製品改良を重ねている。