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LAOWA、マイクロフォーサーズ用の小型シネレンズ「Nanomorph 20mm T2.2」

株式会社サイトロンジャパンは、LAOWAのアナモフィックレンズ「Nanomorph」シリーズに、マイクロフォーサーズ用の「LAOWA Nanomorph 20mm T2.2 1.5x Cine MFT」を追加し、11月8日(金)に発売する。

フレアカラーの異なる3種類(Amber、Blue、Silver)を用意。価格はいずれも22万円前後。

アナモフィック特性を損なうことなく、ドローンでの使用も考慮した小型・軽量設計のアナモフィックレンズ。

スクイーズ比は1.33倍より大きな1.5倍。歪みにより顔が膨れたように映る「アナモフィック・ムンプス」の発生が防げるという。

また、Nanomorphシリーズの中で最も大口径のT2.2となっており、低照度環境でも使いやすいとしている。

なお、他のNanomorphシリーズのレンズとは異なり、マイクロフォーサーズまたは、それより小さいフォーマットのカメラにのみ適合。Super 35フォーマットはサポートしていない。

装着例
  • 焦点距離:20mm
  • 絞り範囲:T2.2-T16
  • 画角:65.9°×36°
  • イメージサークル:17.3×13mm
  • スクイーズ比:1.5倍
  • レンズ構成:13群15枚
  • 絞り羽根枚数:13枚
  • フォーカス回転角:271.5°
  • 絞りリング回転角:73.7°
  • 最短撮影距離:43cm
  • フィルター径:φ55mm
  • 外形寸法:φ60×85mm
  • 質量:304g
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。