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フォーカスブラケット撮影が可能に/ソニー「α7 IV」がアップデート

α7 IV

ソニーは10月16日(水)、ミラーレスカメラ「α7 IV」の最新ソフトウェアを公開した。バージョン番号は4.00。フォーカスブラケット撮影、動画フレームからの静止画生成機能などが追加されている。

新機能としては、ピント位置をずらしながら連続撮影を行う「フォーカスブラケット」が用意されている。また、ショットマークの付いた動画フレームから静止画を作成する機能も追加。暗いシーンで有用なブライトモニタリング機能において、「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」も可能になっている。

「Creators’ App」アプリとの連携では、データの転送中に中断しても再開ができるようになった他、転送していない差分の転送が可能になった。転送中に、転送する別の映像を追加する機能にも対応する。動画用のリモートコントロールアプリ「Monitor & Control」にも対応した。

加えて、動作安定性の改善も行われている。

α7 IVは、有効3,300万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載するミラーレスカメラ。画像処理エンジンはBIONZ XR。最高連写速度は約10コマ/秒。発売は2021年12月。実勢価格は37万円前後。


    ILCE-7M4 本体ソフトウェアアップデート|本体アップデート情報
  1. ピント位置をずらしながら自動的に連続撮影を行える「フォーカスブラケット」撮影に対応しました。
  2. 露出ブラケットでずらす露出値と撮影枚数の設定が増えました。
  3. 撮影後、ショットマークの付いた動画フレームから自動的に静止画を作成できるようになりました。
  4. ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになりました。
  5. カメラの最新ソフトウェアがある場合に通知が表示されるようになりました。
  6. 撮影済の映像をスマートフォンやタブレットに転送している間に、新たな撮影ができるようになりました。
  7. スマートフォンやタブレットへの転送を途中で中断しても再開が可能になりました。
  8. スマートフォンやタブレットへ転送していない差分のみ転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになりました。
  9. Monitor & Control に対応しました。
  10. 動画再生時にピーキング表示される場合がある事象を改善しました。
  11. 動作安定性を改善しました。

本誌:折本幸治