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スライド式USB Type-Cコネクタ採用のポータブルSSD

トランセンドジャパン株式会社は、USB Type-Cのスライド式コネクタを搭載するステック型ポータブルSSD「ESD330C」シリーズを3月下旬に発売する。

ラインナップは、容量(3D NANDフラッシュ)の異なる512GB、1TB、2TBの3モデル。市場想定価格(税込)は順に1万800円、1万8.800円、3万4,800円。

ESD330Cは、10Gbpsの転送速度とSLCキャッシュにより、読み出し最大1,050MB/s、書き込み最大950MB/sの実現したポータブルSSD。

耐久性のある高品質の合金で作られているほか、データストレージの信頼性を高めるECC機能を内蔵する。

USB Type-Cコネクタ部は、スライドによって内部に格納できるためキャップの紛失といった心配はなく、さらにストラップホールの装備により携行性を考慮。

専用ソフトウェア「Transcend Elite」の使用により、ドライブ全体と保存されているファイルをパスワードで保護し、データが保護可能。また、ハードウェアベースのAES-256暗号化により、ストレージのパフォーマンスを落とすことなく、セキュリティを高めている。

外形寸法は64.1×19.7×9.5mm。重量は23g。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。