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【CP+2024】思わずカメラを向けてしまう「大規模プラレール展示」

埼玉県川越市の「コエド芋パーク」も出張中

CP+2024の会場内では、運営事務局や外部団体による様々なイベントが催されている。そのすべてを紹介しきれないが、ここでは展示会場で見かけた大規模プラレール展示と「コエド芋パーク」の模様をお伝えしたい。

「撮り鉄」に挑戦できる? 巨大なプラレールが登場

会場内で注目を集めるプラレールの展示

CP+2023に引き続き今年も開催している「わたしの自由区」。ここになぜか大規模なプラレールの走行展示が設置されている。一般入口から会場に入り、SDアソシエーションブースの角を右に曲がると見えてくるのがそれだ。

展示台にはそっけなく「プラレール」のロゴがあるばかりで、特に説明パネルはない。ただプラレールが走っているのみだ。しかし親子連れはもちろん、通りがかる大人もひた走る列車を眺めており、そのシンプルなインパクトで多くの来場者が足を止めている様子。カメラを構えればちょっとした撮り鉄気分も楽しめる趣向となっている。

「わたしの自由区」は、若年層向けに出展者ブースツアーやワークショップなどを行なうコミュニケーションスペースという位置づけの主催者企画。プラレール展示の隣には、児童向け鉄道情報誌「鉄おも」も出展中だ。

ただ静かにプラレールが走っている。独特の雰囲気がある
プラレールならではの切り取り方もできて楽しい
子どもだけでなく大人もカメラを構える姿が見られた

特産品をご賞味あれ…「コエド芋パーク」がCP+に出現

会場を出てデイリーヤマザキの前を通過、パシフィコ横浜の1階から出て右手に設けられているのが「コエド芋パーク」だ。

コエド芋パークは埼玉県川越市で開催している食農イベント。川越市の特産品のひとつである「紅赤」を切り口として、地域の活性化や食文化の周知を目的に2023年から開催している。2024年2月10日(土)から12日(月)にかけて開催したばかりで、そのときは事業者や団体など合計40のブースが出展したという。

CP+2024には「コエド芋パーク出張所」をはじめとする8店舗がお目見えしている。店舗前にはテーブルと椅子が用意され、もちろん食事が可能だ。店舗によっては芋スイーツだけでなく、ハンバーガーやスパムおむすびなどを注文できる。

購入者に抽選券を配布しており、会場内の抽選所で1,000円分のみなとみらい共通飲食券が当たるガラポンが回せる。

パシフィコ横浜1階に設置されたサツマイモのオブジェ。市内の業者が市外・県外へのイベント出展時などに川越名産のさつまいもをアピールすべく制作した
コエド芋パーク出張所(川越市/日高市)
川越開運堂(川越市)では、「芋みつ」や干し芋のほかドーナツやふ菓子などの甘味を調達できる
アベチャンファーム(栃木県)の店頭では、「あぶり干し芋」を作っていた
Mrs.hamburger(川越市)の一押し「川越いもブルーチーズバーガー」
いものすけタレたろう(新潟県)では、焼き芋や甘酒などのほか、さつまいもモチーフのグッズ類も販売している
全6種類のスパムおにぎりなどを販売するDa California(東松山市)
みそぽてと本舗(秩父市)はサツマイモではなくジャガイモを扱う。さすが栃木県
スイートポテトパフェがおいしそうなフランダースフリッツ(福井県)
関根慎一