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Fringer、ニコンF→富士フイルムX用のAF対応マウントアダプター

倍率色収差の自動補正機能を搭載

株式会社焦点工房は9月11日、Fringerの電子マウントアダプター「FR-FTX2」を発売した。希望小売価格は税込6万円。

ニコンFマウント用レンズを富士フイルムXマウントカメラに装着するための電子接点付きマウントアダプター。従来機の「FR-FTX」と比較して、本体下部の小型化を実現。ゴムシーリングを採用したことで防塵防滴に配慮した設計となった。

従来機より本体下部が小型化
接続部にゴムシーリングを採用

電子接点を装備し、AF-SおよびAF-P NIKKORレンズ(モーター内蔵)との組み合わせでAE/AF撮影(AF-C、顔認識・瞳AF)、NIKKOR(D/G/Eタイプ)レンズの機械式と電磁絞り制御、Exifデータ記録に対応する。

装着例

ニコン「VR」、シグマ「OS」、タムロン「VC」といったレンズ内手ブレ補正機構や、カメラのボディ内手ブレ補正にも対応。また、対応レンズとの組み合わせにおいて倍率色収差の自動補正機能も搭載した。

アダプター内部には艶消し塗装と植毛加工が施されており、内面反射を抑制している。PCとのUSB接続でファームウェアアップデートにも対応する。

本誌:佐藤拓