ニュース

タムロン、ニコン Z用「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」を9月21日発売

株式会社タムロンは、ニコン Z マウント用の交換レンズ「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(Model A058)」を9月21日に発売する。希望小売価格は税込25万8,500円。

35mmフルサイズに対応する高倍率ズームレンズ。準広角~望遠の画角をカバーしつつ明るい開放F値を確保していることから“ポートレートズームレンズ”として訴求している。7月25日に開発発表を行っていた。ソニーEマウント用が2021年10月に発売済み。

AFは、リニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用。高速かつ高精度のAFを実現したという。また、モーター駆動音が小さく静寂性にも優れており、静かな環境下での撮影にも最適としている。

専用ソフトウェア「TAMRON Lens Utility」に対応。レンズ側面に備わるUSB Type-C端子とパソコンをケーブルで接続すると、各種機能のカスタマイズやファームウェアの更新が可能となる。

2022年9月29日に発売した同社初のZ マウント用レンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD(Model A047)」と同様に、当レンズも株式会社ニコンとのライセンス契約の下で、開発・製造・販売されるレンズのひとつとなる。

主な仕様

  • マウント:ニコン Z
  • レンズ構成:15群21枚(非球面3枚、異常低分散4枚を含む)
  • 最短撮影距離:0.33m(広角)、0.85m(望遠)
  • 最大撮影倍率:1:5.7(広角)、1:5.9(望遠)
  • 最小絞り:F16〜22
  • 絞り羽根:9枚(円形絞り)
  • フィルター径:82mm
  • 外形寸法:φ89.2×160.1mm
  • 重量:1,190g
  • 付属品:花形フード

17時30分追加:実機写真

本誌:佐藤拓