クリエイティブアプリにも効果あり…MSIから「GeForce RTX 3060 Ti」採用グラフィックスカード

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、「NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti」を搭載したグラフィックスカードとして、「GeForce RTX 3060 Ti GAMING X TRIO 8GD6X」を2月3日に発売する。希望小売価格は、税込7万6,800円。

第2世代のRTXである「NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti」を採用したGAMINGシリーズ製品。最新のRTコア、Tensorコアおよび、ストリーミングマルチプロセッサを搭載し、CUDAコア数は4,864基、メモリはGDDR6X 8GBとなっている。これにより、クリエイティブなアプリケーションやゲームなどにおいて、快適なフレームレート・AIアクセラレーションの効果が得られるという。

また、冷却性能と静音性でバランスに優れた冷却システム「TRI FROZR2」を搭載。「CORE PIPE」や「Airflow Control」などの冷却機能を備えた大型ヒートシンクと、3基の高冷却ファン「TORX FAN4.0」で構成されている。

さらに、バックプレートの素材にアルミニウムを採用することで、背面からも効率的に放熱が可能。バックプレート自体の剛性も強化され、反り曲げ防止ギアと合わせて、大型ヒートシンクの重量に耐え、カードをたわみから守れるという。

コアクロックは、ブースト時に最大1,845MHzで動作するオーバークロック仕様。効果的な冷却システムで、オーバークロックされたGPUの性能を最大限に引き出せるという。

なお、独自のオーバークロックユーティリティ「Afterburner」を利用することで、システムに応じてより高クロックかつ、安定したオーバークロック動作が試用できる。

同社製マザーボードやデスクトップPC、モニターなどを利用している場合は、「MSI Center」を利用することで、包括的な設定が可能となっている。

主な仕様

GPU：NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X
CUDAコア：4,864基
インターフェース：PCI Express Gen4
ブーストクロック（最大）：1,845MHz
メモリ容量とタイプ：8GB（GDDR6X）
出力端子：DisplayPort×3（v1.4a）、HDMI 2.1×1
最大解像度：7,680×4,320dpi
最大ディスプレイ出力数：4台
最大消費電力：265W
補助電力コネクタ：8pin×2
外形寸法：323×140×56mm
重量：1,515g
希望小売価格：税込7万6,800円