MSI、NVIDIA GeForce RTX 4080を搭載したグラフィックスカードを3種

GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、NVIDIA GeForce RTX 4080を搭載したグラフィックスカードとして、「GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G」「GeForce RTX 4080 GAMING X TRIO 16G」「GeForce RTX 4080 16GB VENTUS 3X OC」の3機種を11月16日に発売した。

NVIDIA GeForce RTX 4080 は、最新の第3世代RTコア、第4世代Tensorコアおよび、ストリーミングマルチプロセッサーを搭載。DLSS 3やNVIDIA Studioなどの機能により、クリエイティブなアプリケーションにおいて、高速で快適なフレームレートおよび、AIアクセラレーションの効果が得られるという。

GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G

MSIのハイエンドグラフィックスカードシリーズとして展開する「SUPRIM」の新製品。

冷却クーラーには、高い冷却性能と美しい外観で高評価を得ているという「TRI FROZR 2S」をベースとするトリプルファンクーラー「TRI FROZR 3S」を採用。

サーマルパッドによる冷却補助とたわみ防止を兼ね備えたアルミニウムバックプレートや、3枚のファンブレードを外輪部分で結合させることで高い風圧と風量を生み出す「トルクスファン5.0」、高い熱伝導性を持つ「ベイパーチャンバー」などの冷却技術を備え、新世代GPUの性能をフルに発揮しても安心して使用できるという。

GPUへと電力を送り込む電源フェーズ部は、High-Efficiency Carbonyl Inductors（HCI）と、高効率Smart Power Stages（SPS）を実現。これにより、チョークノイズの低減と、電力損失や発熱を抑えることが可能になった。

GeForce RTX 4080 GAMING X TRIO 16G

ゲームを快適にプレイしたい向けのグラフィックスカード。

「GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G」と同様に、「TRI FROZR 2」をベースに、最新のトルクスファン5.0やヒートシンクなどの冷却技術でアップデートされた「TRI FROZR 3」を搭載。背面には、サーマルパッドによる冷却補助とたわみ防止を兼ね備えたアルミニウムバックプレートを装備する。

GPUへと電力を送り込む電源フェーズ部には、チョークノイズの低減と電力損失や発熱を抑えられるHigh-Efficiency Carbonyl Inductors（HCI）を採用する。

GeForce RTX 4080 16GB VENTUS 3X OC

安定したパフォーマンスを重視した設計を採用する「VENTUS」の新モデル。

トリプルファン仕様の冷却クーラーは、実績のある「トルクスファン 4.0」を搭載。大型ヒートシンク全体に風を当てることでGPUからの熱を素早く冷却し、安定した動作を実現。

LED機能やカラフルなシュラウドといった性能に影響しない機能を省きつつ、グラフィックスカードの熱を十分に冷やせる高い冷却性能を備えている。

なお、搭載するオリジナルトリプルファンクーラーは、冷却効率を追求し、コアパイプやWave-curvedフィンなどで構成されている。多彩な冷却機構により高い冷却性能発揮し、グラフィックスカードの安定動作を実現するという。