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ニコン、デジタル一眼レフカメラ「D850」を更新…人物印象調整の追加など

「NX Studio」「Picture Control Utility 2」の最新版も

ニコンは1月19日、デジタル一眼レフカメラ「D850」の最新ファームウェア(Ver.1.30)を公開した。あわせて、同社ソフトウェア「NX Studio」「Picture Control Utility 2」の最新版も公開している。

D850の更新内容として、静止画および動画撮影メニューに「人物印象調整」が追加された。色相(マゼンタとイエロー)と明るさを調整して3パターンまで登録できる。

NX StudioおよびPicture Control Utility 2は、D850(Ver.1.30)に対応したほか、Windows/macOSの対応状況も更新されている。

更新内容は次の通り(引用)。

D850(Ver.1.30)

  • [静止画撮影メニュー]、[動画撮影メニュー]に[人物印象調整]機能を追加しました。※1、※2
  • 以下の設定がいずれも[有効](ON)の時に、[セットアップメニュー]>[クリーニングミラーアップ]を開始すると、「Bluetoothの[通信機能]を無効にしてください」というメッセージが表示されて、クリーニングミラーアップを実行できない現象を修正しました。
    -[セットアップメニュー]>[Bluetooth]>[通信機能]
    -[セットアップメニュー]>[機内モード]

※1 詳細は「ファームアップ補足説明書」を参照してください。
※2 本バージョン以降のカメラで撮影したRAW画像を開くために以下のソフトウェアを最新にバージョンアップしてください。
・NX Studio Ver.1.3.1以降、Picture Control Utility 2 Ver.2.4.14以降

NX Studio(Ver.1.3.1)

  • D850ファームウェア Ver.1.30に対応しました。(Windows/macOS)
  • 以下の現象を修正しました。(Windows/macOS)
    -撮影した画像の手ブレ補正情報表示がカメラの表示と一致しない場合がある。
    -トリミングした画像の[書き出す]を行った場合、ダイアログの[画像サイズを変更する]に表示される画像サイズが正しくない場合がある。
  • macOS Ventura バージョン 13に対応しました。(macOS)
  • Apple Silicon搭載機種で、Apple Siliconネイティブ動作するようになりました。(macOS)
  • macOS Catalina バージョン 10.15をサポートOS対象外としました。(macOS)
  • Apple Pro Display XDR使用時の画像表示等のレスポンスを改善しました。(macOS)

Picture Control Utility 2(Ver.2.4.14)

  • D850ファームウェア Ver.1.30に対応しました。(Windows/macOS)
  • Windows 8.1をサポートOS対象外としました。(Windows)
  • macOS Ventura バージョン 13に対応しました。(macOS)
  • Apple Silicon搭載機種で、Apple Siliconネイティブ動作するようになりました。(macOS)
  • macOS Catalina バージョン 10.15をサポートOS対象外としました。(macOS)
本誌:宮本義朗