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キヤノン、EFシネマレンズにフルサイズ対応・大口径T2.4のズーム2本。各330万円

CN-E20-50mm T2.4 L F(EFマウント)

キヤノンは、EFシネマレンズの新シリーズ「FLEX ZOOM LENS」の第一弾として、広角ズームレンズ「CN-E20-50mm T2.4 L F/P」を6月上旬に、望遠ズームレンズ「CN-E45-135mm T2.4 L F/FP」を9月上旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はいずれも税込約330万円前後。

8Kカメラに対応し、映像美を徹底追求したという高い光学仕様と性能を達成しながら、シネマスタイルの操作性を継承した点を特徴とする交換レンズ。大口径比T2.4固定のズームレンズ20-50mm、45-135mmの2本で、同社単焦点レンズ6本分の焦点距離レンジをカバーするという。

マウントはEF(製品名の末尾F)とPL(同FP)をそれぞれ用意。EFマウント版はEFレンズの通信プロトコルでCINEMA EOS SYSTEMカメラと通信し、PLマウント版はCooke社の通信規格「/i Technology」に対応。撮影中のレンズ情報をカメラ本体に表示・記録でき、撮影後の効率的な編集作業も支援するという。

CN-E45-135mm T2.4 L F(EFマウント)
本誌:鈴木誠