OMDS、“オリンパス”に替わる新ブランド名「OM SYSTEM」発表

OMデジタルソリューションズ株式会社は10月27日、同社製品およびサービスを包括する新たなブランド「OM SYSTEM（オーエム システム）」を発表した。今後発表される同社製品は順次、OM SYSTEMブランドとして展開していくという。

旧社名を受け継ぐ“オリンパス“に替わる新たなブランド。同社はオリンパス株式会社の映像事業を継承するかたちで2021年1月1日から事業を開始。当面の間はオリンパスブランドも継承するとしていたが、このほど新たなブランド名が発表された。対象となるのは同社製ミラーレスカメラをはじめとした、交換レンズ、ICレコーダーなどのオーディオ製品、双眼鏡を含む全製品としている。

「OM」とは“常に困難なことに挑戦し、新しいものを生み出す姿勢”という同社の哲学をあらわしているという。1970年代に開発された35mmフィルム一眼レフカメラの「オリンパスOMシステム」に始まり、デジタルカメラの「OM-D」へと名前を引き継ぎながら、その根本にある哲学も変わらずに継承していくという。

同社は、「OM SYSTEM」ブランドのもと、レンズ交換式カメラにおいて今後もマイクロフォーサーズシステムの“さらなる進化と拡充”を進めていくという。とくに「どこにでも持ち歩ける」「感じたものが思ったままに撮れる」の2つのポイントをともに実現していくとしており、同規格の小型軽量性や、撮影サポートの強化、コンピュテーショナル技術を用いた写真・画質向上の促進を図りながら、“フォトグラファーの撮影体験を変えていく”製品開発を進めていくとしている。