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ニッシン、ミラーレスカメラ向けのマシンガンストロボ「MG60」。ニコン用を12月発売

大光量・高耐熱のまま小型軽量化 USB Type-C端子からのFW更新も

ニッシンジャパン株式会社は10月26日、高耐熱クオーツ管を採用するクリップオンストロボ「MG60」のニコン用を12月に発売すると発表した。その他のマウント(キヤノン用、ソニー用)は順次発売予定としている。価格はオープン。

最大ガイドナンバー60(ISO 100/m・200mm時)、35(同35mm時)のクリップオンストロボ。発光部に高耐熱クオーツ管を使用し、連続でのフル発光にも耐える仕様としている。「MG80 Pro」など従来のマシンガンストロボの特徴を維持しつつ、ミラーレスカメラ向けに小型軽量化を達成したという。取り外し式のズームカバーや、電波式ワイヤレス通信(NAS)のレシーバー機能を備える。

電源は単3形電池(アルカリ/ニッケル水素充電池×4)と、市販の14500タイプのリチウムイオン充電池(4本)を使用可能。マニュアル調光でフル発光した場合のリサイクルタイムは最短約1.2秒(リチウムイオン充電池)、約3秒(単3形ニッケル水素充電池)だという。

照射角は24-200mm(オートズームもしくは9ステップのマニュアルズーム)。ワイドパネル使用時は18mm相当の画角もカバーする。

バウンス角度は上90度、左180度、右180度。正面位置でのロック機構はなし。

USB Type-C端子を搭載し、ユーザー自身でのファームウェア更新が可能。

外形寸法は約116×73×93mm。重量は約390g(電池除く)。

なお、同製品は12月11日(土)・12日(日)に開催する同社主催イベント「EXHIBIT & OUTLET」で展示予定だという。

本誌:鈴木誠