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ニコンZシリーズ6機種の最新ファームウェアが公開。瞳AFポイントの更新速度向上など

ニコンは4月26日、ミラーレスカメラ「Z 7II」「Z 6II」「Z 50」「Z 5」「Z 7」「Z 6」の最新ファームウェアを公開した。

各機種の更新内容は次の通り(引用)。概要は4月20日に予告済み。

18時30分追記:記事初出時に「Zシリーズ5機種」と記載していましたが、正しくは6機種でした。Z 7の更新について追記しました。

Z 7II用ファームウェア(C:Ver.1.20)

・瞳AF/顔検出AFおよびターゲット追尾AF中にライブビュー表示するフォーカスポイントの更新速度が向上しました。

・別売スピードライト使用時の瞳AF/顔検出AF性能、被写体の視認性が向上しました。

・[フォーカスモード]>[シングルAF]で低輝度時のAF検出速度が向上しました。

・以下の現象を修正しました。
 - [カスタムメニュー]> a1[AF-Cモード時の優先]で[フォーカス]を選択時、レリーズまでにかかる時間が長い場合がある。
 - ピント精度が安定しない場合がある。
 - 3840x2160(4K UHD)60p/50p の動画撮影時に[カスタムピクチャーコントロール]を使用すると画像が異常になる場合がある。

Z 6II用ファームウェア(C:Ver.1.20)

・瞳AF/顔検出AFおよびターゲット追尾AF中にライブビュー表示するフォーカスポイントの更新速度が向上しました。

・別売スピードライト使用時の瞳AF/顔検出AF性能、被写体の視認性が向上しました。

・[フォーカスモード]>[シングルAF]で低輝度時のAF検出速度が向上しました。

・以下の現象を修正しました。
 - [カスタムメニュー]> a1[AF-Cモード時の優先]で[フォーカス]を選択時、レリーズまでにかかる時間が長い場合がある。
 - ピント精度が安定しない場合がある。
 - 3840x2160(4K UHD)60p/50p の動画撮影時に[カスタムピクチャーコントロール]を使用すると画像が異常になる場合がある。

Z 50用ファームウェア(C:Ver.2.10)

・[セットアップメニュー]に[フォーカス位置の記憶]が追加されました。[する]に設定すると、カメラの電源をOFFにして再度ONにした場合に、フォーカス(ピント)位置が電源OFFの前と同じ位置に保持されます。
※ オートフォーカス機能を持つZマウントレンズを装着している場合のみ有効です。

・以下の現象を修正しました。
 - 撮影モード(U1、U2)で[カスタムメニュー]のリセットを実施した際、撮影モード(P、S、A、M)の[カスタムメニュー]> a2[オートエリアAF時の顔と瞳認識]の設定がリセットされる。

Z 5用ファームウェア(C:Ver.1.10)

・[セットアップメニュー]に[フォーカス位置の記憶]が追加されました。[する]に設定すると、カメラの電源をOFFにして再度ONにした場合に、フォーカス(ピント)位置が電源OFFの前と同じ位置に保持されます。
※ オートフォーカス機能を持つZマウントレンズを装着している場合のみ有効です。

・[カスタムメニュー]> a11[ローライトAF]で低輝度時のAF検出速度が向上しました。

Z 7用ファームウェア(C:Ver.3.30)

・[セットアップメニュー]に[フォーカス位置の記憶]が追加されました。[する]に設定すると、カメラの電源をOFFにして再度ONにした場合に、フォーカス(ピント)位置が電源 OFF の前と同じ位置に保持されます。
※ オートフォーカス機能を持つZマウントレンズを装着している場合のみ有効です。

・以下の現象を修正しました。
 - タイムラプス動画を中断するとフリーズすることがある。

Z 6用ファームウェア(C:Ver.3.30)

・[セットアップメニュー]に[フォーカス位置の記憶]が追加されました。[する]に設定すると、カメラの電源をOFFにして再度ONにした場合に、フォーカス(ピント)位置が電源OFFの前と同じ位置に保持されます。
※ オートフォーカス機能を持つZマウントレンズを装着している場合のみ有効です。

・[カスタムメニュー]> f2[カスタムボタンの機能]の[動画撮影ボタン]に割り当てられる機能として、[音声メモ]が追加されしました。[音声メモ]を割り当てた場合、再生画面で動画撮影ボタンを押すと、最長で約60秒の音声メモを録音/再生できます。

・以下の現象を修正しました。
 - タイムラプス動画を中断するとフリーズすることがある。

本誌:鈴木誠