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オリンパス、4K解像度や遠隔ライブ観察に対応した顕微鏡用デジタルカメラ
目視観察に近い色再現性 フォーカスピーキングも
2021年4月6日 12:45
オリンパス株式会社は4月6日、顕微鏡用デジタルカメラ「DP28」「DP23」を日本国内で発売した。
ライフサイエンスや産業の分野で使用する顕微鏡に組み合わせ、観察対象をモニター上に表示しながら観察・撮影できる製品。DP28は前機種DP27比で1.8倍の890万画素となり、4K解像度に対応。DP23は前機種DP22比で2.2倍の640万画素となった。
また、病理研究分野で判断軸となるシーンが多いという色味について、目視観察に近い色再現を実現。コロナ禍で導入が進む在宅ワークや拠点間のリモートディスカッション、入室制限のあるクリーンルームとの観察結果の共有などに向け、遠隔でのライブ映像共有（イントラネット環境下）にも対応した。
そのほか、リアルタイムでノイズを自動低減する画像平均機能や、ライブ観察時に焦点が合った領域を強調表示するフォーカスピーキング機能も備える。観察できる視野の広さ（視野数）は、前機種の18mmから25mmに拡大した。
