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タムロン、同社一眼レフ用レンズとEOS R5/R6の組み合わせについて告知

「マウントアダプターEF-EOS R」使用時のエラーを確認 ファームウェアで対応予定

対象レンズのひとつ「SP 35mm F/1.4 Di USD(Model F045)」

タムロンは11月27日、同社の一眼レフカメラ用交換レンズ(Di/Di IIシリーズ)をキヤノン製の「マウントアダプターEF-EOS R」を介してEOS R5およびEOS R6に取り付けた場合に、撮影中にErr70が表示される場合があると発表した。

対象となるレンズは以下の通り。
・SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
・SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
・SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
・SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)
・SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
・SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)
・SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)
・SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)
・17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)

エラーが発生した際の対処方法として、電源を入れ直すかバッテリーの抜き差しを行うように案内している。なお、高速連写や小絞り、高速シャッタースピードに設定している際にエラーが発生しやすくなると説明しており、エラーの発生頻度を低減させるために以下の手段を試してほしいとしている。
・ドライブモードを「1枚撮影」に設定する。
・絞りを開放側、シャッタースピードを低速側へ調整する。
・ISO感度を低めに設定する。

同社は今後、ファームウェアアップデートによる対応を検討しており、レンズ機種ごとに準備ができ次第、サポート情報ページで案内するという。

なお、EOS RおよびEOS RPとの組み合わせにおいては、上記の現象が発生しないことを確認済みだという。

本誌:宮本義朗