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Lightroom内蔵カメラ「ZEISS ZX1」が海外で発売に

フルサイズ3,740万画素+35mm F2レンズ ユーザーガイドなども公開

ZEISSはドイツ時間の10月29日、レンズ一体型デジタルカメラ「ZX1」をドイツとアメリカの一部販売店で発売したと発表した。価格はドイツでは税込6,000ユーロ、アメリカでは税別6,000ドルとしている。日本での発売に関する情報はまだない。

ZX1は、フォトキナ2018にあわせてドイツ・ケルンで発表されたレンズ一体型デジタルカメラ。有効3,740万画素の35mmフルサイズセンサーとZEISS Distagon T* 35mm f/2レンズを搭載し、内蔵するPhotoshop Lightroomや通信機能を用いて、撮影・編集・共有をカメラ単体で完結できる点を特徴としていた。2019年初頭の発売予定としてCP+2019のカールツァイスブースにも展示されたが、続報はなかった。

ZX1を手にするZEISSのコンシューマ製品担当ヨルグ・シュミッツ氏(2018年。ドイツ・ケルンの発表イベントにて編集部撮影)

本体には4.3型マルチタッチディスプレイ、0.7型FHD解像度パネルのEVF、512GBのストレージ、USB Type-C端子などを装備。通信機能はWi-Fi、Bluetoothに対応。ソフトウェアアップデートはPC不要のOTAで行われるという。

製品には1年間のLightroomサブスクリプション(1TBのクラウドストレージ付き)が付属する。

外形寸法は142×93×94mm、重量は837g(バッテリー込み)。

ZEISSのWebサイトには、発表に先駆けてZX1を試用した写真家によるインプレッションと作品を掲載。まだ日本語は見当たらないものの、ユーザーマニュアルなども既に公開されている。

※0時10分追記:日本語WebサイトにもZX1の製品情報を見つけたため、記事末にリンクを追加しました。

Making Of ZEISS ZX1
ZEISS ZX1 Flow | Manifesto

本誌:鈴木誠