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ソニー、"リアルタイム瞳AF"搭載のスタンダード機「α6100」

α6400同等の基本性能 自分撮り対応のチルト式モニターも装備

ソニーは、ミラーレスカメラ「α6100」を10月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体(ILCE-6100)が税別9万円前後、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが付属するパワーズームレンズキット(ILCE-6100L)が税別10万円前後、さらにE 55-210mm F4.5-6.3 OSS加えたダブルズームレンズキット(ILCE-6100Y)が税別12万円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。

「リアルタイム瞳AF」(人物・動物対応)などの最新機能を搭載しつつ、手頃な位置づけとしたAPS-Cミラーレスカメラ。有効約2,420万画素のイメージセンサーを搭載するなど、基本性能は2月発売の「α6400」と同等としている。4K動画記録にも対応している(Log記録およびHDRには非対応)。ボディ内手ブレ補正機構は持たない。

α6400との主な違いは、連写時の連続撮影可能枚数が77枚(α6400は116枚。以下同)、拡張最高感度がISO 51200(ISO 102400)、EVFが144万ドット(235.9万ドット)に抑えられている点。α6400にないポイントとしては、本体カラーに「ホワイト」が加わっている点がある。

連写速度はAF/AE追随で最高約11コマ/秒。サイレント撮影でもAF/AE追随で最高約8コマ/秒となっている。バッファはRAWで約33枚、JPEG(Standard)で約77枚。

タッチパネル式の背面モニターは3型92.2万ドット。上180度、下74度のチルトに対応している。α6000には上180度のチルト機構がない。

バッテリーはNP-FW50。EVF使用時の撮影可能枚数は約380枚。

外形寸法は約120×66.9×49.9mm。重量は約403g(バッテリー、メディア込み)。

本誌:鈴木誠