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サムヤン、EFマウント用に超広角10mmのMFレンズ

35mm判フルサイズに対応 最短撮影距離は26cm

株式会社ケンコー・トキナーは、SAMYANGブランド(韓国Samyang Optics社)の超広角MFレンズ「XP 10mm F3.5」を8月23日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込13万7,700円前後の見込み。

35mm判のイメージサークルに対応した、焦点距離10mmの単焦点超広角レンズ。フォーカス操作にはマニュアルフォーカスを採用しており、対応マウントはキヤノンのEFマウント用で展開する。

レンズ構成は11群18枚(非球面レンズ3枚、低分散レンズ3枚、高屈折レンズ1枚を含む)。開放時のF値はF3.5で、絞り羽根の枚数は7枚。最短撮影距離は26cm、最大撮影倍率は0.07倍。フィルターの取り付けには対応していない。

40年以上にわたるSamyang社の設計技術を結集したとしており、焦点距離10mmながら中心から周辺部まで鮮明な画質と色合いを実現したとしている。また、特殊レンズを採用したことで色収差やフレア、湾曲などの様々な光学収差も抑制できているという。

焦点距離

10mm

最小絞り

F22

レンズ構成

11群18枚

外形寸法(長さ×径)

95×98.1mm

重量

731g

フィルター

取付け不可

最短撮影距離

0.26m

最大撮影倍率

0.07倍

絞り羽根

7枚

付属品

レンズポーチ

本誌:宮澤孝周