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Apple、13インチのMacBook Proをアップデート

すべてTouch Bar搭載型に

Appleは7月9日、13インチMacBook ProのエントリーモデルとMacBook Airをアップデートした。

13インチMacBook Pro

これまでの一般的なFnキーを搭載していた13インチMacBook Proが、Touch BarおよびTouch ID搭載型に一本化された。あわせてApple T2 Securityチップも搭載し、13インチ上位モデルと同じ操作体系になっている。

CPUもIntelの第8世代に更新。ベースモデルはクアッドコアのIntel Core i5(1.4GHz)を搭載。オプションとして同じくクアッドコアのIntel Core i7(1.7GHz)が選択できる。

価格は税別13万9,800円〜に引き下げられた。

ストレージはすべてのモデルでSSDを採用。128GB〜2TB(オプション)で選択できる。

メモリはオンボードで標準8GB。オプションで16GBに変更できる。

外部端子はThunderbolt 3が2つと、ヘッドホン端子のみ。この構成はこれまでと変わらない。

このほかIntel Core i5(クアッドコア/2.4GHz)またはオプションでIntel Core i7(クアッドコア/2.8GHz)に変更できる上位モデルもある(Thunderbolt 3ポートを4つ有している)。ベースモデル(Core i5 2.4GHz搭載モデル)の価格は税別19万8,800円。

外形寸法(高さ×幅×奥行)は、上位下位モデルともに1.49×30.41×21.24cm。重量も共通で1.37kg。

MacBook Air

Retinaディスプレイ搭載モデル(環境光により色味を自動調節できるTrue Toneテクノロジーを採用)の価格が税別11万9,800円に引き下げられた。

1.6GHzデュアルコアの第8世代Intel Core i5プロセッサの採用やTouch ID、T2セキュリティチップの搭載といった基本性能とインターフェースまわりは、2018年11月に発売されたモデルから変わっていない。発売当初の価格は税別13万4,800円だった。

今回のリニューアルにあわせて、同社製品ページからは12インチの「MacBook」がなくなっている。

本誌:宮澤孝周