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チェキワイド用フォールディングカメラ「InstantKon RF70」

二眼式レンジファインダー機 マニュアル露出対応モデルも

ビーハーフ株式会社は、MiNTのインスタントカメラ2モデルを7月5日に発売する。希望小売価格は、マニュアル露出対応の「InstantKon RF70」が税別11万円、AE仕様の「InstantKon RF70_auto」が税別9万円。

蛇腹式でコンパクトに折り畳める点を特徴とするインスタントカメラ。蛇腹を広げると電源オン、畳むと電源オフに連動している。使用フィルムはチェキワイド(instax WIDE)で、フィルムサイズは108×86mm。

7月5日追記:記事初出時に「撮像面積は108×86mm」と誤って記載していたため修正しました。ちなみに富士フイルムによる公称の画面サイズ(撮像面積)は62×99mmです。

折りたたんだところ(InstantKon RF70_auto)。
チェキワイド(instax WIDE)のフィルムを使用。

2モデルのうち、廉価なInstantKon RF70_autoの露出設定は「オート、露出補正+1/-1、バルブ(最長10分)」の4段階。InstantKon RF70では、シャッタースピードを1/500〜1秒の14段階に調節できる。露出設定以外の仕様は2モデルで共通。

撮影後は巻き上げレバーを操作するとフィルムが排出される。フィルムを排出しなければ、何度でも多重露光が可能な仕組み。

InstantKon RF70_autoの露出ダイヤル
InstantKon RF70のシャッター速度ダイヤル

搭載レンズの焦点距離は93mm。絞りはF5.6-22の6段階で調節可能。非球面を含む3枚構成のガラスレンズで、マルチコートを施している。最短撮影距離は0.75m。

InstantKon RF70

ファインダーは、ピント合わせ用の距離計窓と、フレーミング用のビューファインダーの2つを搭載。いわゆる二眼式レンジファインダーカメラになっている。

電源は単3型アルカリ乾電池×2本。ポップアップ式ストロボも搭載している。

外形寸法は約182×122×64mm。重量は約806g。

RF70シリーズ専用のNDフィルター(3種)セットが税別1万2,000円、専用レンズフードが税別8,000円。

NDフィルター3種(下)とレンズフード(右上)。

本誌:鈴木誠