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EIZO、モニター色校正のための最新認証を世界で初めて取得

ColorEdge CG247Xの色再現性や表示安定性が評価

EIZOは3月27日、同社のカラーマネージメントモニターColorEdge CG247Xが、印刷業界の認証規格「Soft Proofing Display & System Certification」を世界で初めて取得したと発表した。

同規格は、印刷業界の色標準規格を策定する米国非営利団体「IDEAlliance」が定めたモニター色校正の業界標準。モニターの表示安定性、階調の滑らかさ、表示均一性を測定・評価する。2016年に改訂された最新規格の認証をメーカーとして取得しているのは、世界でEIZOのみだという。

モニター色校正とは、印刷物を出力せずにモニター上で確認・校正するワークフローのことで、出力紙を配送するまでの時間とコストを低減するために海外を中心に導入が進んでいるという。

対象の「ColorEdge CG247X」は、Adobe RGBカバー率99%の24.1型プロフェッショナルモデル。今回の認証取得にあたり、「色域および階調特性の優れた再現性」、「非常に高い表示安定性」が特に高く評価されたとしている。発売は2016年6月。直販価格は税込19万1,160円。

本誌:鈴木誠