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富士フイルム「X-Pro2」「X-E3」の最新ファームウェア
スマホの位置情報と時刻をカメラに同期 フリーズ現象の解消も
2018年1月15日 20:28
富士フイルムは1月15日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-Pro2」「FUJIFILM X-E3」の最新ファームウェアを公開した。
FUJIFILM X-Pro2 バージョン 4.01
適用することで、以下の条件で撮影するとフリーズする現象が修正される。
1)画質モード:Fine+RAWまたはNormal+RAW
2)RAW記録方式:ロスレス圧縮
3)ドライブモード:アドバンストフィルター(何れかのフィルターを選択)
この現象は、ファームウェア バージョン 4.00にアップデートしたX-Pro2で発生していた。
FUJIFILM X-Pro2は、約2,430万画素の「X-TransTM CMOS III」センサー、画像処理エンジン「X-Processor Pro」などを搭載するミラーレスカメラ。Xマウントの交換レンズを装着できる。光学/電子式を切り替えられる「ハイブリッドマルチビューファインダー」を装備。スナップやドキュメンタリーを志向するユーザーを中心にターゲットとしている。発売は2016年3月。実勢価格は19万円前後。
FUJIFILM X-E3 バージョン 1.10
アップデートすると、「スマートフォン同期設定」機能が利用可能になる。Bluetooth接続時に、カメラの位置情報と日時をスマートフォンと同期できるようになる。
この機能を利用するには、スマートフォン側のアプリ「FUJIFILM Camera Remote」を最新版のバージョン 3.1.0にしておくこと。
また、顔検出 = ON、ダイナミックレンジ = 400%の同時設定をトリガーとしていた、撮影画像表示のハンチング現象(瞬く現象)が改善される。
FUJIFILM X-E3は、約2,430万画素の「X-TransTM CMOS III」センサー、画像処理エンジン「X-Processor Pro」などを搭載するミラーレスカメラ。Xマウントの交換レンズを装着できる。十字ボタンやチルト式背面モニターといった装備を削ぎ落とし、撮影行為そのものに集中させるという「ミニマリスト」コンセプトを特徴としている。発売は2017年9月。実勢価格は10万円前後。