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電波式トランシーバー「Cactus V6II」発売日決定
ハイスピードシンクロに対応 ソニー用も
2016年6月22日 13:03
イメージビジョンは、Harvest One社のラジオ式トランシーバー「Cactus V6II」を7月15日に、「Cactus V6IIS」を8月9日に発売する。希望小売価格は、どちらも税別1万2,500円。
2.4GHz帯の電波を利用したクリップオンストロボ用トランシーバー。カメラから離れたクリップオンストロボに対して、無線での制御がマニュアルで行えるようになる。最大通信距離は100m。1/10、1/3、1/2、1EVの各ステップで出力レベルの操作が行える。既存のCactus V6に対し、ハイスピードシンクロ(HSS)に対応した点などが特徴。
さらに、クリップオンストロボがHSSに対応していれば、富士フイルムのHSS非対応カメラでもハイスピードシンクロを利用可能とする「Foced HSS」(強制HSS)を備えている。
16台以下のカメラからの個別発光制御をコントロールする「マルチマスターサポート」(同時使用は不可)や2つの異なるブランドによるHSSに対応した。
対応製品は、Cactus V6IIがキヤノン、ニコン、富士フイルム、オリンパス、パナソニック、ペンタックスのクリップオンストロボ。Cactus V6IISは、ソニー(マルチインターフェースシュー)のクリップオンストロボに対応する。いずれもTTLパススルーに対応。
なお、同社のワイヤレスライティングトランシーバー「Cactus V6」とクリップオンストロボ「Cactus RF60」に対し、HSSに対応するファームウェアを7月下旬に公開する予定。
電源は単三形電池×2個、miniUSB2.0(オプション利用)。
外形寸法は72×72×42mm。重量(電池除く)はCactus V6IIが89g、Cactus V6IISが82g。