岡嶋和幸の「あとで買う」

1,259点目:光量と焦点を自動で合わせるヘッドライト

レッドレンザー「HF8R Core」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

レッドレンザー「HF8R Core」

旅行のときはコンパクトな懐中電灯を必ず携行しますが、近年はスマートフォンがあるので出番が減りました。

ただ撮影となると手が塞がってしまうので、頭などに装着できるタイプがあるとやっぱり便利。先月の撮影旅行にも持って行くつもりでしたが、久しぶりに取り出してみると加水分解など経年劣化でボロボロになっていて、出発が近かったので新調するのも諦めました。でも何かあったときに困るのでマグライトをバッグに忍ばせましたが、今回は特に出番がなく助かりました。

とはいえ今後も撮影のときなどで必要になるので、新しいヘッドライトを物色していて見つけたのが本日の製品です。「Ledlenser」(レッドレンザー)というドイツのフラッシュライト&ヘッドライト専門ブランドのハンズフリーライトで、手元から遠くまで光量と焦点を自動で調節してくれます。

アルミニウム合金製なので堅牢性に優れ、保護等級IP68なので雨の中でも問題なしです。販売価格は1万4,000円前後。RGBライトを搭載したモデルもあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。