岡嶋和幸の「あとで買う」

1,043点目:一脚が杖としても使いやすくなるアイテム

レオフォト「CHG-01」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

レオフォト「CHG-01」

先月末に階段で足を踏み外し、足首を捻挫しました。現在、中学生のとき以来の松葉杖生活中です。それでも仕事に穴は開けられませんから、松葉杖をついてストリートスナップなど作例撮影を頑張っています。

いつもより移動速度が極端に遅く、まだ少し痛いので移動するエリアも狭くなりがちです。とはいえフットワークが鈍いながらも、健康なときとは違ったアプローチで撮影が楽しめています。そしてふと思い出したのがこの製品。一脚のネジに取り付けることで、杖やストックとして使えるようになるアクセサリーです。

友人の写真家、土屋勝義氏が愛用しているので気になっていました。販売価格は5,500円前後で、色はブラック、レッド、ブルー、グリーンが選べます。松葉杖が必要なくなっても油断は禁物なので、私もこの製品を使ってみようかな。ゴルフカメラマン時代に愛用していた一脚はもう古いので、その場合はセットで購入することになるでしょう。499点目で紹介したステッキチェアも今すごく欲しい感じです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。