岡嶋和幸の「あとで買う」

793点目:高い防水性能で水辺での撮影も安心の薄型バッグ

アラリー「防水クロスパック」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

アラリー「防水クロスパック」

梅雨が明けたら海や川など水辺へ出かける機会が増えるでしょう。雨の日の撮影だけではなく、キャンプやレジャーなどで水に濡らしたくないものを持ち歩くときに安心便利なのがこの「防水クロスパック」です。防水規格IPX8に準拠した止水ファスナーを装備しています。薄型軽量でシンプルなデザイン。販売価格は4,000円前後で、クリアモデルとブラックモデルが選べます。

素材はナイロンとポリカーボネートで、クリアモデルにはTPUも使われています。クリアモデルは中身が丸見えですが、スマートフォンの操作が可能です。パスポートなど人目に触れさせたくないものを収納したい人はブラックモデルが良いでしょう。撮影のときは記録メディアや予備バッテリーの持ち運びに使いたい感じです。ストラップの長さは75~96cmで調節可能で、バックルでスムーズに着脱できます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。