岡嶋和幸の「あとで買う」

761点目:センターポールをY字型にしたスリムな三脚

レオフォト「LY(Mr.Y)シリーズ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

レオフォト「LY(Mr.Y)シリーズ」

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224点目でレオフォトの真っ赤な三脚を紹介しましたが、今回はブラック、ブルー、レッド、イエローの4色から選べる新シリーズのカーボン三脚です。

センターポールは一般的には丸型ですが、この製品はY字型の形状です。これにより脚を閉じたときにスリムになり、大幅な小型化を実現しています。三脚は持ち運びが面倒であるなど敬遠されがちですが、これは大きな魅力です。センターポールはレバーの上下操作で簡単にロックできます。

販売価格はカーボン三脚のLY-224Cと自由雲台のLH-25Rのセットで4万円前後です。どの色にするかとても悩ましいのですが、私はやっぱり真っ赤が良いです。脚単体の購入も可能ですが、その場合はブラックのみとなります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。