岡嶋和幸の「あとで買う」

645点目:写真をオシャレに飾れる小さなフォトフレーム

ハクバ「ミニ色紙額 MSG-01」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「ミニ色紙額 MSG-01」

306点目で“ましかくプリント”に対応したフォトフレームを紹介しましたが、今回は3種類のプリントサイズに対応した製品です。奥行きのあるフレームなので、立体的な見せ方が可能です。裏面の吊り金具を使って壁掛け(吊りヒモも付属)、スタンドを開いて卓上として飾ることができます。縦横のどちらにも対応しています。販売価格は900円前後で、色はナチュラル、ブラウン、ブラック、ホワイトが選べます。

前面は軽くて割れにくいPS板が使われています。「ましかく(89)写真」サイズは約83×83mm、「L判写真」サイズは約111mm×83mmで、それぞれの大きさの窓が開けられた付属のマットを使用します。「ミニ色紙」サイズは約127×111mmで、マットを使用しないでそのまま額装します。それらの寸法より大きめに写真を印刷し、必要なサイズにカットすると良いでしょう。もちろん「L判写真」はL判サイズの写真用紙を使ったほうがラクです。

「ましかく(89)写真」は「キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド スクエア 89mm 20枚」が便利です。ただしこの用紙サイズはPRO-G1やPRO-S1など対応していないプリンターがあるので、購入の際は必ず確認するようにしましょう。ワンサイズ大きい「キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド スクエア 127mm 20枚」を使って印刷し、必要なサイズにカットする方法も有効です。

プリント関連でお知らせがあります。キヤノン「PRO LINE PRINTER」のスペシャルコンテンツで、私が解説を担当する「プリント講座」が公開になりました。キヤノンのPRO-G1とPRO-S1が中心の内容ですが、メーカーやプリンターに関係なく、プリントを楽しむうえで知っておきたい情報などを取り上げているのでぜひご活用ください。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。