岡嶋和幸の「あとで買う」

557点目:出版物の必要なページを切り出して本棚すっきり

プラスのコンパクト裁断機「PK-213」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

プラスのコンパクト裁断機「PK-213」

写真を撮ったり、原稿を書いたり、まだまだ紙媒体の仕事の方が多いのです。書籍など1冊丸ごと担当したものはそのまま残していますが、雑誌などの出版物は担当したページだけファイリングしてあります。ちなみにWeb媒体の方は、以前は掲載ページをプリントしたり、スクリーンショットを撮るなどしていましたが、今は放置状態です。

毎月掲載誌が送られてくるのですが、雑誌の休刊などでその数が減ったとはいえ、こまめに整理しないとすぐに本棚が一杯になってしまいます。最近は収まり切らず、床やデスクの上に積み上げている状態です。時間を作って切り出し作業をやらなければいけないのですが、カッターナイフや定規などを使って行うためなかなか面倒です。

プラスの裁断機は149点目でも紹介しましたが、今回の製品は5.5mmまでの厚さの紙を一度に裁断できるというもの。コピー用紙に換算して約60枚の厚さになるわけですが、例えばデジタルカメラマガジンは約1cmなので一度には無理です。でもカッターナイフで半分の厚さにし、2回に分けて裁断すれば大丈夫。軽い力で裁断できるので、これまでのやり方より断然効率が良く、もっとこまめに整理できそうです。販売価格は3万円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。