岡嶋和幸の「あとで買う」

462点目:シェービングブラシのようなクリーニングブラシ

エツミ「クラフトカメラボディブラシ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エツミ「クラフトカメラボディブラシ」

424点目でカメラやレンズのクリーニングに使うブラシを取り上げた直後に発売になったこの製品。シェービングブラシのようなルックスにひと目ぼれです。Amazonでシェービングブラシを検索すると、400円前後から4万円前後までたくさんの製品が表示されるのですが、泡を立てて顔に塗るのとは違うため流用はできないと思われます。

この製品はポリエステルの一種で、熱可塑性結晶性のエンジニアリングプラスチックであるPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂製の人工毛を使用しています。自動車部品、電子部品、精密機械部品、医療部品などにも使われている素材なのだそうで、繰り返し洗って使えます。ハンドル部分はアクリル樹脂で、マーブル模様が施されています。

色はブラックとホワイトが選べ、販売価格は4,000円前後です。シェービングブラシのように木製のハンドルもあると良いですね。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。