岡嶋和幸の「あとで買う」

405点目:コンパクトな収納サイズの折りたたみ傘

スノーピーク「アンブレラUL」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

スノーピーク「アンブレラUL」

Impress Watchでウェザーニューズによる「傘調査2022」の記事を読んだのですが、一番使う雨具の約半数の47%が長い傘で、ビニール傘は26%、折りたたみ傘は21%、レインコートが6%とのこと。傘の所有数は平均4.2本なのだそうですが、私は現在7本です(サンコーの傘が増えています)。傘1本の値段、折りたたみ傘の所有率、弱い雨で傘を差す人の割合など、その他にも興味深いデータがまとめられています。

出かけるときに雨が降っていたり、降っていなくても後から確実に降ると分かっているときには長い傘を使用します。それ以外のときもできるだけ持ち歩くようにしていますが、その場合は折りたたみ傘です。収納時にコンパクトになるものが理想ですが、開いたときに小さかったり、耐久性がいまひとつだったりと、長く使った経験はあまりありません。

アウトドアブランドの折りたたみ傘は一度も使ったことがありません。でも持ち運びに便利なものが多い印象です。モンベルの「U.L.トレッキングアンブレラ」は123gと軽さが魅力なのですが、収納時は26cm。これでも十分にコンパクトなのですが、もう少し小さいとバッグに入れやすくてうれしいです。それより少し重い150gのスノーピークのこの製品は、収納時は22cmと4cm短いです。使用時の直径は100cmで、販売価格は5,300円前後です。好きなデザインなのですが同ブランドのテントカラーと同じ1色だけで、カラーバリエーションがないのがちょっと残念です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。