岡嶋和幸の「あとで買う」

259点目:標本箱のように深くて自立するフォトフレーム

Afulyのボックスフレーム

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Afulyのボックスフレーム

写真展を開催するとき、近年はマットを付けた定番の額装ではなく、作品に合わせて見せ方を工夫するようにしています。平面の写真が立体的に見えるように額装をオーダーします。

このフォトフレームを見つけたとき、2019年に銀座のソニーイメージングギャラリー目黒のジャムフォトギャラリーで開催した写真展「風と土」を思い出しました。同名の写真集も出版した作品なのですが、マットを付けず深めの木製フレームにしました。照明による影が壁面だけでなくプリント面にも落ち、奥行きが感じられるようになるわけです。販売した額装作品はA4サイズと小型で、低反射のアクリル板を前面に入れて標本箱のような雰囲気になりました。

このフォトフレームなら同様の見せ方を手軽に楽しめそうです。13×18cmと15×20cmの2つのフレームがセットで販売価格は2,000円前後です。厚みがあるのでそのまま立てることが可能で、吊すために壁を傷めることもありません。玄関のシューズボックス、リビングのキャビネット、デスクの上など気軽に置いて飾ることができます。

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1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。