岡嶋和幸の「あとで買う」

170点目:本革ケースでフィルムをオシャレに持ち歩く

cam-inのフィルムケース

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

cam-inのフィルムケース

142点目でフィルムケースをいくつか紹介しましたが、今回は使いやすさではなく、見た目重視の製品です。35mm用とブローニー用がラインアップされていて、どちらもフィルムを4本収納できます。素材はイタリアンレザーで高級感があり、色はブラックとブラウン。販売価格は35mm用が4,000円前後、ブローニー用が4,600円前後です。使い込むほどに味が出て、格好良くなるのではないかと想像します。クラシックカメラと一緒に持ち歩きたくなります。

商品ページには「X線保護ケース」と書かれていますが、これに入れても空港の手荷物検査装置には通さない方がいいと思います。機内持ち込みは必須ですが、新型検査機では感度に関係なく全く効果がないそうです。私はずっと昔からオープンチェック(ハンドチェック、目視検査)で乗り切っていて、海外の空港では苦戦しますが、自衛策はこれしかないでしょう。ちなみに、このようなフィルムケースは、撮影に出かけるときの携行用です。旅行先にはフィルムをたくさん持って行くので、移動用はいつもジップロックです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。