岡嶋和幸の「あとで買う」

124点目:冷たい水をポンプで循環する冷却ベスト

THANKO「水冷クールベストPlus」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

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まだまだ暑い日が続きますが、今年の夏もあと少しで乗り切れそうです。外出の機会が減っているため、久しぶりに外の空気に触れると気持ち良い半面、すぐに冷房の効いた室内に戻りたくなります。外出中は周囲の人がどのような暑さ対策をしているのか気にしているのですが、小型の扇風機を手にしている人が最も多く、空調ウエアを着用している人も目にします。何か見えない工夫をされている人もいるかもしれません。私はこの連載で紹介した製品を使ってみたりしているのですが、保冷剤を使用する製品が一番気持ち良く効果的に感じられました。

今回は65点目のモバイルネッククーラーと同じブランドの暑さ対策アイテムです。氷と水をリュックの中のタンクに入れて電源を入れると、ポンプで氷水が循環する水冷ベストです。付属のモバイルバッテリーで動きます。販売価格は2万1,000円前後。比較的新しい製品なのでカスタマーレビューを参考にできないのですが、従来品を見てみると、個人差はあるけれどそれなりに効果は期待できそうです。タンク容量が2Lなので、機材や移動が多い撮影のときは負担増となりそう。とはいえ気になる製品です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。