12月号【矢代梢 + ペンタックスK-5】3週目
~TTLオートが優秀な「オートストロボAF540FGZ」


 3週目の上ブロックは、ISO100、絞りF3.5-4.0、シャッタースピード1/200秒、レンズはFA 43mm F1.9 Limitedを使用。下ブロックはISO200、絞りF3.5、シャッタースピード1/160秒固定で、オートストロボAF540FGZを使用。そしてレンズはDA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMを使っている。使用した焦点距離はは21-39mm。

 1週目の水着写真のほとんどはISO100で撮っているが、同じISO100でも、今回の私服は曇天の中なので随分雰囲気が違う。一般的にポートレートの場合、この程度の明るい曇りの方が光を回しやすく写りも綺麗なので好まれることが多い。ピーカンの時は光量は多いものの影が出やすく、また背景とのバランスなど、光をコントロールするのが難しくなる。

 下ブロックの水着で使っている「オートストロボAF540FGZ」の調光性能はかなり優秀だ。このバスルームは何度も撮影で使っているが、背景が白いこともあり、TTLオートで撮ると被写体がアンダーになりやすいため、プラス補正をすることが多い。しかし、このストロボは液晶パネルの表示を見る限り、RAW現像で少し明るくする程度の範囲内に収まり、ストロボ側の調光補正は±0のままで撮影した。

 本体がコンパクトなので、このストロボを付けると、見栄えも持った時のバランスもちょっと大変な感じはするのだが、これだけうまく光ってくれると撮っていても気持ちいいし、何度も試し撮りする必要もなく、時間効率も良い。

 K-5のAFは、9点クロスセンサー搭載の11点AFとなっている。ファインダーが非常に見やすく、ピントの山もつかみやすいので、AFでもMFでも問題無く使えるだろう。今回は、どちらのレンズも測距点を中央固定で撮っているが、大幅にピントを外したカットは1枚も無かった。

 梢ちゃん、10月末に1stDVDビデオ「やしこず☆プリーズ」が出たばかり。たまたまその時撮った写真を別の現場で見たところ、チャームポイントのお尻が、かなりクローズアップされている。興味のある人は是非見て欲しい(続く)。

actress矢代梢@K-point
photographer西川和久
K-5
FA 43mm F1.9 Limited
DA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/12/17/ 00:00