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4月号【山口愛実 + ニコンD3S】2週目
〜精度の高いAFとAWB


 2週目カメラの設定、上ブロック右上はISO400、そのほかはISO200。絞りF3.5〜5.6、シャッタースピード1/250〜1/400秒。下ブロックは右下のみISO400、ほかはISO250。絞りはF3.2〜F4、シャッタースピードは1/200〜1/400秒。レンズは全て「Ai AF Nikkor 35mm F2」を使っている。

 上ブロックも下ブロックもスタジオのリニューアルで一気に変わった場所だ。上ブロックはもともとこのスタジオの事務所だったのをタレントの控え室へ(右下の通路の奥)、下ブロックはタレントの控え室だったのがコンクリート打ちっぱなしになった部屋だ。ただこの控え室、午前中から昼過ぎにかけて一番光が入る場所な上、かなり雰囲気もあり綺麗だったので、今回撮影にも使用した。きっと多くのカメラマンもそうするだろう。こんな一番条件のいい場所が控え室とはもったない(笑)

 また上ブロックの左上と右下はニコンのストロボ「SB-600」を使っている。道路側に若干光があったので、銀レフで反射させても良かったのだが、今回はほかにストロボを使う予定も無くワンポイントの登場だ。下ブロックはあまり光が入らない場所であり、本来ならこちらでストロボを使うのだろうが、光が回り過ぎてつまらない絵になりそうだったので見送った。とは言え、次回このスタジオになった時はストロボを使う可能性もある。このあたりはその日の気分だろうか。

 「D3S」の使い心地は、さすがにハイエンド機だけあって抜群。ファインダーの見え方、シャッターやAFのレスポンス、シャッター音など撮る時、そして再生や拡大など見る時も何もストレスを感じない。快適で気持ち良く操作できる。この新しいボディの十字キーの感触だけが(物理的に)浮いた感じで個人的には「D2」系の十字キーの方が好みだ。

 機種によって使ったり使わなかったりの中央以外の測距点であるが、今回は構図に合わせて全て切り替えながら撮影している。どちらにするかはいつも1ポーズ目にいろいろ試し、ピントが合いやすい方を選ぶといった感じだ。DXフォーマットと比較してFXフォーマットの方がピントにシビアなのだが、大幅に外したカットも無く、AF性能はかなり良いようだ。

 もう1つ驚いたのはAWBの精度。ViewNXでRAW現像しているので、ホワイトバランスに関しては後からいくらでも触れるが、今回計31枚(3週分+4週目中央1点)ほとんどホワイトバランスは調整する必要が無く、露出補正とカラーブースター(人物)が中心となった。カラーブースターは、そのままでは少し色が地味目だったこともあり全てプラス側の調整だ。

 話は変わって、このスタジオで撮影した時に何時も皆で昼食に行っていたカフェがある。この日も「お腹減った〜!」と騒ぎながら行ったのだが、なんとこちらもリニューアル。食事のメニューが減り価格はアップ。残念ながら撮影後の昼食には向かない場所となってしまった。どこかほかの店を探さなければ……。(つづく)

actress 山口愛美AVILLA
photographer 西川和久
D3S
Ai AF Nikkor 35mm F2



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.jp/blog/

2010/4/9/ 00:00