デジカメドレスアップ主義

いまどきなコンパクト、RX100 IVの化け方

サイバーショットRX100 IV

ソニーRX100 IVは、1.0型裏面照射型CMOSセンサー、ツァイスレンズ、4K動画、有機ELファインダーなど、高性能をミニマムボディに詰めた機能集約型モデルだ。このクラスのカメラとしては突出した高性能モデルである割に、外観は大げさになることなく、全面フラットで洗練されたスタイルのカメラである。また、リコーGRやライカQと異なり、外付けファインダーやレンズフードは装着できない。さて、RX100 IVのドレスアップはどんなスタイルになるだろう。

スタイル1:ホールド感アップのボディスーツと、武骨なハンドストラップ

  • ボディ:ソニー RX100 IV
  • ケース:ユリシーズ RX100 IV/RX100 IIIボディスーツ(チョコレート)
  • ストラップ:ホールドファスト CAMERA LEASH-LEATHER WRIST STRAP(パイソン)

※この記事を読んで行なった行為によって生じた損害はデジカメ Watch編集部、澤村徹および、メーカー、購入店もその責を負いません。また、デジカメ Watch編集部および澤村徹は、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

ひとつめはレザーケースとハンドストラップを組み合わせた。ユリシーズのボディスーツはRX100 IVとRX100 IIIの共用で、大きなグリップでホールド感を向上する。本ケースは側面に角カン(角型のリング)があり、ここにストラップが装着可能だ。RX100 IVはストラップの取り付けが紐式だが、本ケースなら紐式以外の取り付けにも対応できるわけだ。

ユリシーズのRX100 IV/RX100 IIIボディスーツは税込1万5,336円。大きなグリップが特徴だ
ダメージ加工されたイタリアンレザーのプエブロを使用。同社が得意とするマテリアルだ
背面はオープンタイプだ。底部がオフセットされ、液晶チルトしやすい構造になっている
付属の真鍮製ネジで三脚穴に固定する。付属ネジに三脚用のネジ切りがある
両サイドに角カンを装備しており、ここに市販のストラップが付けられる

そこで今回選んだのはホールドファストのカメラリーシュ-レザーリストストラップである。ホールドファストはストラップやカメラバッグなど、カメラ用アクセサリーを製造するアメリカのメーカーだ。日本製カメラアクセサリーと比べ、無骨でワイルドな製品が多い。これまで日本国内で取り扱うショップがなく、筆者も海外通販で同社のストラップを購入していた。そうした中、ネットショップのナインセレクトがホールドファストの製品を扱うようになり、今後は手軽に購入できる。

ホールドファストのカメラリーシュは、ナインセレクトにて税込1万3,800円だ

カメラリーシュ-レザーリストストラップは、バッファロー、バイソン、そしてパイソンなど、複数の革の種類をラインアップしている。ここではホールドファストのブランドイメージが伝わりやすいパイソンを選んでみた。レザーの太さと厚み、そして大きな金具が、いかにもアメリカ製といった迫力だ。

頑丈な金具を採用している。中型以上のカメラと組み合わせることも可能だろう
Dリングで輪っかのサイズ調整が可能。シンプルで使いやすい構造のストラップだ

なお、ナインセレクトが取り扱っているのはホールドファストのラインアップの一部だ。銃のホルスターのように複数のカメラを携行するMoney Maker、アメリカンバイソンのレザーを贅沢に使ったMaven Strapなど、魅力的な製品がたくさんある。ナインセレクトの取り扱い製品の拡大にも期待したい。

スタイル2:貼り革&金属グリップの異素材コラボ

  • ボディ:ソニー RX100 IV
  • ケース:ユリシーズ レザーカメラケース クッシーノ(タイプ02/ブラウン)
  • 貼り革&グリップ:LIM'S×Dignis コラボレーション METAL GRIP & LEATHER SKIN Black

貼り革キットはドレスアップアイテムとしてすでに市民権を得ているが、ここで取り上げる製品は変わりダネだ。貼り革とメタルグリップをセットにした製品である。リムズのメタルグリップとディグニスの貼り革(レザースキン)がセットになっている。革と金属という対極にある素材のコラボがおもしろい。

リムズ×ディグニスのMETAL GRIP & LEATHER SKINはナインセレクトにて税込9,980円

貼り革はイタリアンレザーのブッテロをカットし、ブラック、ネイビー、バンダイクブラウンの3色セットだ。メタルグリップはアルミ製で、ブラックとシルバーの2色展開になっている。なお、ライカQ用ケースとメタルグリップの組み合わせも両社のコラボで実現している。

ツァイスのロゴマーク部分をくり抜いてある。レザーのカッティングは正確だ
メタルグリップは三脚穴に固定する。バッテリー交換時は取り外す必要がある
グリップは革の厚みを考慮した設計になっている。ホールド感は上々だ
貼り革は3色のブッテロレザーがセットになっている。裏面に粘着テープが貼ってある

ケースはユリシーズのクッシーノを合わせてみた。いわゆる速写ケースではなく、カメラを携行する際の収納ケースだ。リムズ×ディグニスのグリップを付けた状態だと、クッシーノタイプ02がジャストフィットだった。このクッシーノタイプ02は内側にバッテリー収納用のポケットを備えているが、グリップ付きのRX100 IVを入れるとスペースに余裕がなく、ポケットは使えなくなる。この点は要注意だ。

同社は大きめのクビズモもラインアップしており、富士フイルムX100シリーズやミラーレス機を収納したい場合はこちらが適しているだろう。クビズモはレンズが飛び出したカメラを考慮しており、厚みに余裕を持たせているのがアドバンテージだ。

ユリシーズのクッシーノタイプ02はグリップ付きのRX100 IVはジャストフィットだった
クッシーノは税込9,720円。インクブルー、ブラック、チョコレート、ブラウンの4色展開だ
大きめのクビズモはハイエンドコンパクトやミラーレス機に適したサイズだ
クビズモは厚みがあり、レンズが飛び出した形状のカメラも収納できる

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp