デジカメドレスアップ主義

小型大口径レンズにギャップ萌え

OM-D E-M5 Mark II + Speedmaster 25mm F0.95

  • ボディ:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
  • レンズ:中一光学 スピードマスター 25mm F0.95
  • カメラケース:ロベル OLYMPUS OM-D E-M5 Mark2 ホルダー(ブラウン)
  • ストラップ:0291ファクトリー タイムストラップ

中一光学より、マイクロフォーサーズ用の大口径MFレンズ、スピードマスター25mm F0.95が登場した。スピードマスターは大口径に特化したシリーズで、35mmフルサイズの50mm F0.95と85mm F1.2、APS-C向けの35mm F0.95などをリリースしてきた。その一連の流れを汲む形で登場したのがスピードマスター25mm F0.95というわけだ。今回は本レンズを軸にE-M5 Mark IIをドレスアップしていこう。

※この記事を読んで行なった行為によって生じた損害はデジカメWatch編集部、澤村徹および、メーカー、購入店もその責を負いません。また、デジカメWatch編集部および澤村徹は、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

マイクロフォーサーズ用の大口径標準レンズと言えば、フォクトレンダーのノクトン25mm F0.95が有名だ。ノクトンはマイクロフォーサーズ用レンズとしては大柄な製品で、マイクロフォーサーズボディが小さいこともあり、ことのほかその大きさが目立っていた。一方、スピードマスター25mm F0.95はとてもコンパクトにまとまっている。オールドレンズファンであれば、ライカのズミクロン35mm F2を想起してもらえばそのサイズ感がわかるだろう。E-M5 Mark IIに付けたときのバランスもよく、この鏡胴サイズでF0.95を達成していることに驚かされる。

スピードマスター25mm F0.95は焦点工房にて税込4万9,800円。11月上旬頃に販売開始だという
マイクロフォーサーズマウントのMFレンズだ。電子接点は搭載していない

販売店の焦点工房によると、税込4万9,800円での販売になるという。デザイン面はシンプルで、取り立てて高級感を狙った外観ではない。しかしながら、5万円を切る価格帯なら、25mm F0.95というスペックだけで十分にコストパフォーマンスを実感できるだろう。

肝心の描写については、開放からそれなりに解像感があり、絞るほどに繊細な線で被写体が切り立ってくる。開放で多少の滲みが見受けられるが、価格を思えばよくまとまった描写と言えるだろう。総じてよく写るレンズではあるが、逆光開放でフレアが出やすい点は注意が必要だ。レンズフードを付けるなどして、しっかりとハレ切りしたいところだ。

レンズ構成は9群11枚。11枚の絞り羽根で、円形絞りに近い形状だ
絞りリングはクリック感のない無段階調整だ。F0.95の次はF1.4が刻印されている

ドレスアップ面を見ていこう。まず、カメラケースはロベルのOM-D E-M5 Mark2ホルダーを選んだ。やわらかいオイルレザーを極力ボディに沿わせている。硬く厚い革でジャストフィットさせるケースは今やめずらしくないが、やわらかい革でタイトフィットという点はロベルのカメラホルダーの真骨頂である。手のひらでやさしく包み込むようなナチュラルスタイルのケースだ。

ロベルのOM-D E-M5 Mark2ホルダーは税込9,180円。写真のブラウンに加え、キャメルも用意する
やわらかい革を使っているが、フィット感は上々だ。ノンステッチの処理がかっこいい
背面は大きく開き、液晶チルトと背面ボタン操作を妨げない仕様だ
ケースの底面に穴があり、三脚も使えるように配慮している
側面のフックボタンを外すと、本体の側面および底面にイージーアクセスできる
同素材のストラップもラインアップする。ケースとセットで税込1万5,120円だ

ストラップは0291ファクトリーのタイムストラップを合わせてみた。アメリカンビンテージをモチーフにしたストラップで、レザー、帆布、真鍮、綿素材など、それぞれエイジング加工を施して製品化している。ただし、見た目重視でエイジング加工するのではなく、強度を保てるように独自の手法で加工したという。カメラストラップはテンションがかかる道具なので、こうした配慮は貴重である。同ブランドのカメラアクセサリーにかける意気込みを感じさせる部分だ。

0291ファクトリーのタイムストラップは税込1万6,500円。ビンテージ感の強いデザインだ
左右アシンメトリーなデザインを採用。細部にわたってこだわりの意匠が施されている
馬蹄型の大きな真鍮製パーツを用いる。こういう大胆なデザインが同ブランドの魅力だ
Timeプリントとロープ柄プリントの2種類を用意。写真は試作品のため、製品版と多少デザインが異なっている
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/160秒 / F0.95 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / 25mm
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/4,000秒 / F2 / -1.3EV / ISO200 / WB:オート / 25mm
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/1,250秒 / F5.6 / ±0EV / ISO200 / WB:オート / 25mm
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/1,600秒 / F4 / -1.3EV / ISO200 / WB:オート / 25mm
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/100秒 / F2 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 25mm
OM-D E-M5 Mark II / Speedmaster 25mm F0.95 / 1/160秒 / F0.95 / +0.7EV / ISO200 / WB:オート / 25mm

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp