フォトアプリガイド

Retro camera(Android)

大量のエフェクトが自慢のアプリ

今回紹介する「Retro camera -Vintage grunge」(以下、Retro camera)は、エフェクト付加に特化した画像編集アプリだ。編集アプリといっても、トリミングや回転に対応しておらず、単純にエフェクトの付加にしか対応していない。インタフェースの扱いやすさと機能のシンプルさが特徴といえるだろう。

価格は無料。試用バージョンは1.4。

起動画面の背面画像が少々派手なので、全体的に見難い印象を受けるが、構造としては単純。本アプリのメイン機能であるエフェクトの付加を行なうには、画面下部の「GALLERY」部をタップしよう。

起動画面は2画面で構成され、画面を左から右にスライドすると、「QUALITY 1」に切り替わる。「QUALITY 1」からは、アプリ内課金にアクセスでき、「Remove Ads」つまり広告非表示が選択できる。

本アプリの広告表示のタイミングは、アプリ起動時が主。画面全体に表示され、画面左上の「×」アイコンをタップしなければ消すことができない。

面倒であれば、アプリ内課金を利用して広告を非表示にするのもよいだろう。なお、「Remove Ads」は99円で購入できる。

「GALLERY」をタップして編集元の画像を選ぶと、編集画面へと移行する。この画面が本アプリの全てだ。

画面下部のサムネイルをタップし、表示画像にエフェクトを付加してみよう。

気に入ったエフェクトを付加したら、画面上部右の「レ」マークをタップして編集画像を保存する。本アプリの機能としては、これで全部だ。

編集機能などはないので、トリミングしたり、回転させたりしたい場合は、予め別の編集アプリを使って作業する必要がある。

本アプリで選べるエフェクトは、「30'S」(7種類)、「SEPIA」(6種類)、「HIPSTER」(10種類)、「MURIEL」(6種類)、「BENSON」(6種類)、「CARTER」(7種類)、「BOKEH」(10種類)、「LOMO」(10種類)、「LEAKS」(7種類)、「VINTAGE」(6種類)の10カテゴリ(計75種類)。

エフェクトはフォルダ分けされているのでもなく、サムネイル部を左右にスライドすることで切り替えられる仕組み。

数が少ない場合は左右のスライドでも問題ないが、本アプリのように数が多い場合はお気に入りのエフェクトに辿り着くのが少々手間だ。

 本アプリは、調整・加工を行なう場合は別のアプリを利用しなくてはならず、そういった意味では扱い難いかもしれない。とはいえ、単純にエフェクトを付加したいだけなら、75種類ものエフェクトが無料で使える分、利用価値は高い。

 エフェクトのお気に入り機能など、ソートや呼び出し機能は欲しいものの、操作自体はわかりやすく極めて簡単に利用できる。無料で使えるエフェクト系アプリを探しているなら、チェックしてみよう。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。