写真展
米田堅持写真展「さようならベル212 海保の名脇役」
(フレームマン エキシビジョンサロン銀座)
Reported by 本誌:折本幸治(2016/3/11 14:00)
尖閣諸島をはじめとする国境警備、海猿と呼ばれる潜水士たちの活躍で知られる海上保安庁(海保)。その海保の現場を支えてきたヘリコプターが、38機導入されたベル212です。船が主役の海保で、航空基地や巡視船搭載機として、名脇役として活躍しました。海保で唯一、全国11全ての管区に配属されたことのある航空機でしたが、2016年1月に最後のMH930「しおかぜ」の解役式が行われ、役目を終えました。
今回は、プライベートで撮影した10年分の素材から、吊り上げ救助などの定番シーンだけでなく、新聞や雑誌の紙面では扱うことのないカットも展示いたします。
会場・スケジュールなど
- ・会場:フレームマン エキシビジョンサロン銀座 ギャラリー2
- ・住所:東京都中央区銀座5-1銀座ファイブ2階
- ・会期:2016年3月11日(金)〜3月17日(木)
- ・時間:10時〜19時(初日は午後から、最終日17時まで)
- ・入場:無料
作者プロフィール
1969年東京都生まれ。1992年3月日本大学芸術学部写真学科卒。1992年4月毎日新聞社入社。東京本社写真部に配属。中部本社写真部や横浜支局などを経て、2008年からデジタルメディア局。主にネットニュース向けの航空機や鉄道などの乗り物系を担当。東京モーターショーなどの自動車関連取材も手がける。海保は横浜支局在籍当時から取材を開始、海上保安庁記者クラブ員として取材するだけでなく、ライフワークとして、プライベートでも海保の現場を撮影し続けている。公益社団法人日本写真家協会(JPS) 海洋・東アジア研究会 各会員