写真展告知

小川照夫写真展「迥眺窓景(けいちょうふうけい)」
-つくばエクスプレス編-

(ニコンサロン)

つくばエクスプレスは、東京と未来都市つくばを結ぶ首都圏新都市鉄道である。全長は58.3kmあり、全線は緑の田園地帯を突き切る。2005年に開業し、はや11年が経つ。

ちまたで空き家が問題化しているこの時代でも、この沿線には梅雨明けの筍のように建物が建ち、昨日の緑地が今日は戸建住宅、マンション、大型商業地に変わり、急ピッチに風景が変化してゆく。

走馬灯のごとく“めぐりめぐる”車窓風景は希望に満ちた槌音が響く開発風景か、はたまた緑地が消えた自然破壊風景か? その判定はさて置き、車窓は癒しと夢の45分の旅であった。

モノクロ40点。

ニコンサロン bis 新宿 2016年6月 - 写真展 - ニコンサロン

会場・スケジュールなど

  • ・会場:ニコンサロンbis新宿
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • ・会期:2016年6月7日(木)~6月13日(水)
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

  • ・会場:ニコンサロンbis大阪(追記)
  • ・住所:大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • ・会期:2016年12月22日(木)~12月29日(水)
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1939年岐阜県羽島市生まれ。57年岐阜県立岐阜工業高校卒業。同年日本軽金属入社、92子会社を経由し2003年退社。小学6年生の時、父親の暗室で初めて現像を経験し、感動に打たれて写真を始める。その後独学で学び現在に至る。写真歴は56年。写真展(個展)に、74年「青春」(大阪サンフォトギャラリー)、77年「縁日の人々」、86年「両国相撲村」(以上、新宿ニコンサロン)、02年「千葉の風」(柏の葉公園緑のギャラリー、千葉市民ギャラリー・いなげ)、05年「迥眺窓景」(銀座ニコンサロン)、06年「奇跡の生還」(千葉市民ギャラリー・いなげ)、09年「房総を駆け抜けるSL」(こみなと稲毛ギャラリー)、10年「フィバー2」(ペンタックスフォーラム)、「メッセージ」(11年ニコンサロンbis新宿、12年ニコンサロンbis大阪)、13年「大荒行成満の僧」(ペンタックスフォーラム)、同年「伝承・イノーノシバヤ」(ニコンサロンbis新宿)がある。グループ展に、07年「電車にみる都市風景」(石元泰博、長野重一、小川照夫他5人展)がある。受賞歴に、72年「日本カメラ」誌年度賞、73年「日本カメラ」誌、「フォトアート」誌年度賞・招待作家がある。写真集に『迥眺風景』(文芸社)がある。89年から09年まで写団「玄」主宰。 93年から09年まで日本写真作家協会員。04年(財) 国際文化カレッジ「フォトマスターEX」(総合) 認定。現在、日本写真協会、ニッコールクラブ (千葉支部顧問)、ペンタックスリコーファミリークラブに所属。「写団モノクロ」主宰。