写真展

尾崎文章写真展「Week End」

(コニカミノルタプラザ)

©Fumiaki Ozaki

時間は一瞬一瞬変化して過ぎ去った過去は、もう戻ってこないということなのです。

当たり前の事ですが、当たり前過ぎてそれほど深く考えないことでした。

写真は物凄く冷静にそのことを自分に語りかけてくれました。

何気なく歩いている、どこにでもありそうな普通の街でもその時にしか訪れない出来事があります。

それはなんの前触れもなく、そして驚く程静かに消えていきます。

初めて訪れた場所、そこでは見たことない町並みに自分の知っている世界の共通点を探したり、その地域独特の空気に身を任せながら勘やひらめきに身を任せながら歩き、そして肌で感じて撮ります。

しかし、どれだけ歩いてもう撮り尽くしたと思っても、また次に訪れれば初めて来た場所のように感じることも度々あります。

それは終わることのない永遠とした道を歩いているような感覚であり不思議な気持ちになりますが、その気持ちこそが写真を撮る原動力でもあり、好奇心でもあると思っています。

(写真展情報より)

会場・スケジュールなど

  • ・会場:コニカミノルタプラザ(ギャラリーA)
  • ・住所:東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4階(フルーツの高野4階)
  • ・会期:2015年7月4日土曜日~2015年7月14日火曜日
  • ・時間:10時30分~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1991年 兵庫県生まれ
2014年 ビジュアルアーツ専門学校・大坂 写真学科 卒業

(本誌:河野知佳)