写真展

小松美羽 狛犬展「私が出逢った守護獣たち ~Photographs featuring Painting~」

(オリンパスギャラリー)

私は狛犬を心から尊敬し、愛しております。

私が狛犬という存在を意識するようになったのは、まだ私が幼かった頃で、その頃は高い台座の上で鎮座する何かでした。大きくなるにつれて、ようやく狛犬を眺めることができるようになってからというもの、その凛々しいお顔に一目で惚れてしまった事を、今でも覚えております。もともと、感覚の中で狼や獅子に親近感を持っていたからかもしれません。

それからというもの、神社に行くたびに狛犬を見つけては写真を撮るなど、絵の中にも積極的に取り入れるようになりました。

大人になり、狛犬の歩んできた歴史だけでなく、造形や地域性、その土地の風土で変化する様に魅せられてきました。

今回の展示では、狛犬だけでなく旅をする中で撮ってきた、海外の守護獣も登場します。

そして、写真パネルに直接色彩を施すことで、さらに私が聖域の中で「感じ、視て、聴こえる」世界を具体的に表現いたしました。

魂込めて制作したした子供たちを、ぜひご覧頂けると幸いです。

尻尾を振って、皆様の来展をお待ちしております。

感謝。

【オリンパスギャラリー東京】7月29日(金)~8月3日(水)小松美羽 狛犬展|オリンパスギャラリー東京 写真展一覧|ショールーム・ギャラリー&サービスステーション|オリンパス

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー東京
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
  • ・会期:2016年7月29日(金)~8月3日(水)
  • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:木曜日
  • ・入場:無料

  • ・会場:オリンパスギャラリー大阪
  • ・住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1MID西本町ビル1階
  • ・会期:2016年8月26日(金)~9月1日(木)
  • ・時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • ・休館:日曜日・祝日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

地元の長野県をこよなく愛する新進気鋭の画家。
長野県坂城町出身。坂城町特命大使。
2004年に女子美術大学短期大学部を卒業。
2009年に「美しすぎる銅版画家」としてメディアに取り上げられて注目を集めた。
2014年 出雲大社に絵画「新・風土記」を奉納し、神こ殿に展示されている。
同年9月、東京で初めての個展を彩鳳堂画廊にて開催し完売する。
同年12月に地元に新設された上田市立美術館にて個展を開催し約1万人を動員。
2015年5月、英国王立園芸協会主催(総裁はエリザベス女王)の世界最大のガーデニングイベント「チェルシーフラワーショー」に過去6度のゴールドメダルを取った石原和幸氏とコラボしてエントリーする。
守り神となる一対の有田焼でできた狛犬を制作して7度目のゴールドメダルを獲得した。
この狛犬は大英博物館の所蔵となり日本館に展示されている。
現在は東京と長野を往復しながら世界を見据える日本を代表するアーティスト。