イベントレポート

【CP+】浅沼商会、大型アイカップの一眼レフ用液晶ビューファインダー

Fotopro三脚の新製品やスクエア型フォトフレームも

King写真用品ほか、フォトフレームや各種写真用品を取り扱う、CP+2017の浅沼商会ブース。そこで目を引いたのは、中国「GGS Digital Technology」製「Swivi」ブランドの大型アイカップつき背面モニター用ビューファインダー「Swivi S5」だ。

アイカップ部分を可動し、ハイアングル、水平アングル、ローアングルに対応するのが特徴。専用プレートを用いてしっかりとカメラに固定できる。

カメラ取り付け部分は微調整が可能で、三脚使用時は雲台にアルカスイス互換クイックシューとして用いることができる。ファインダー部分は視度補正も備え、アイカップの角の部分もあたりがやわらかい。

下位モデルとしてアイカップ部分を跳ね上げて遮光フードにもなる「Swivi S3」もある。

価格はいずれもオープンプライスだが、同社直販サイト「アサヌマネッ トショップ」の直販価格は、S5が税込2万9,700 円、S3が税込2万1,060 円。

「Fotopro」ブランド三脚のスペースも大きく割かれていた。カーボン製トラベラータイプのXシリーズはパイプ径ごとに3サイズ用意されていた。

「X-4CN」(最大パイプ径22mm、5段、想定価格は2万8,000円前後)、「X-5CN」(最大パイプ径25mm、4段、想定価格は3万円前後)、「X-6CN」(最大パイプ径28mm、4段、想定価格は3万5,000円前後)で、いずれもラバーを巻いてある脚部を取り外して一脚としても使用できる。夏までに発売されるとのこと。自由雲台とセットで販売される。

また、独特の脚部ロック機構を持つアルミ製三脚「S3 Lite」も展示されていた。春発売予定で転倒予想価格は6,000円前後の見込み。

写真フレーム製品の新製品としては、富士フイルムの「ましかくプリント」に対応したフレームを展示していた。

複数のプリントを展示できる「木製マルチフレーム S」(店頭予想価格・税込1,200円程度)と「同L」(店頭予想価格・税込1,800円程度)が用意される。

さらに、127×127mm のプリントを収めることができる「木製額JK101スクエア(127×127)ブラウン」を見ることができた。

秋山薫

(あきやまかおる)1973年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科ロシヤ文学専修修士課程修了。月刊カメラ誌編集部、季刊カメラ誌編集長を経験。 Kindle電子書籍のカメラ本『ぼろフォト解決シリーズ』の撮影、執筆、編集を中心におもにカメラ・写真関連記事の編集者・写真家として活動している。