イベント
無料セミナー「プリントすると写真がうまくなるって本当?」を開催
写真家 岡嶋和幸さんがプリントを通して“上達するセレクト法”を伝授 キヤノンPIXUS PRO-100Sで体験
2016年6月20日 10:00
「どうすれば写真が上達するのか?」
写真愛好家であれば常日頃考えているテーマと思う。その1つの答えが「プリント」にあると主張するのが、写真家の岡嶋和幸さんだ。
岡嶋さんによると、セレクト、画像処理、プリントのバランスが写真の上達には必要不可欠という。その過程で「見る目」を磨いていくことが大切だそうだ。自分が撮った写真を見比べることで、どこが良くてどこを改善しなくてはならないかがわかり、次回の撮影にフィードバックできるとのことだ。
しかしながら、大量の撮影画像からベストの1枚をどのように選ぶのか? また、セレクト時はどこに注目して選ぶのか? そうした方法論を会得している人は少ないのではないか。こうした知識は、本やWebサイトではなかなか学べないということもあるだろう。
そこで今回インプレスでは、岡嶋さんを講師に迎えた「プリントすると写真がうまくなるって本当? with Canon PIXUS PRO-100S セミナー・体験会」を7月18日(祝)に開催する運びとなった。岡嶋さんが直接、写真の上達法を伝授するというわけだ。
参加者は、キヤノンのインクジェットプリンター「PIXUS PRO-100S」で実際にプリントしてベストのプリントを仕上げる方法を学ぶ。とはいえ、このセミナーは単なるプリンターの体験会ではない。面白いのは、参加者に60枚もの画像データを持参してもらう点だろう。
PIXUS PRO-100Sとは?
プロやハイアマチュア向けのインクジェットプリンター「PIXUS PRO」シリーズの最新モデルの1つ。8色染料インクの採用で、高い発色性と光沢性を実現した。同社のRAW現像ソフト「Digital Photo Professional」でプリントの色をシミュレーションできるのも特徴。岡嶋さんが重視しているのは、撮った写真は削除せずにインデックスプリントにして見るということ。ピントが甘いなど一見失敗したカットに見えても、プリントして写真全体を見ると作品として成立する場合があるからだ。これが、セミナーで60枚もの画像データを使う理由だ。削除していないことが重要なので、ファイル名が連番のデータ持参が条件となっている。
セミナーではまず、60枚のJPEG画像をA4サイズにインデックスプリントする(20カット×3枚)。そこから10カットを選び、2Lサイズにプリントする。そこからさらに1~2枚を選びA4サイズでプリントし、ベストカットを1枚選ぶ。
続いて、選んだ1枚のRAWデータをキヤノンの現像ソフト「Digital Photo Professional」で開き、ホワイトバランスとピクチャースタイルを各3バリエーションほど変えて現像。A4に作品をプリントするという流れ。最後には質疑応答や意見交換の時間もある。プリントした作品はもちろん持ち帰れる。
用紙は、プラチナグレード、ラスター、プレミアムマットから選べる。
今回は、プリントに興味があるキヤノンカメラのユーザーが対象。各回10名という少人数制で2回行う。参加は無料。なお、GANREFメンバーへの登録の必要はない。
開催概要
名称
「プリントすると写真がうまくなるって本当? with Canon PIXUS PRO-100S セミナー・体験会」
開催日
2016年7月18日(月・祝)
時間
午前の部:10時30分~13時
午後の部:14時30分~17時
会場
インプレスセミナールーム
住所
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 23F
募集人数
午前の部:10名
午後の部:10名
参加費
無料