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バッファロー、デュアルコアCPUで複数処理に強いNAS

1ドライブ1TB〜2ドライブ8TBを用意

リンクステーション LS510Dシリーズ(左)、LS520Dシリーズ(右)

バッファローは、デュアルコアCPUを採用したネットワークHDD(NAS)「リンクステーション LS510Dシリーズ」および、「リンクステーション LS520Dシリーズ」を6月上旬に発売する。

共に複数処理に強いデュアルコアCPUを採用。複数のPCやスマホ・タブレットからの同時接続、レコーダーからの録画番組のダビング、PCデータのバックアップなど、多くの機能を同時に処理する際であっても、高速かつ安定した動作を実現しているという。処理速度は、リード・ライト共に公称値100MB/s超としている。

PCからの操作は、普段使っているPCの画面のような直感的に操作できる親しみやすいユーザーインターフェイスを採用した。また、外部ネットワークからのリモート接続にも対応しており、外出先からでも自宅にいる時と同じ操作感で操作可能だという。

さらに、Android用アプリ「WebAccess A」、iOS用アプリ「WebAccess i」および、Windows Phone用アプリ「WebAccess for Windows Phone」が用意されており、スマホ・タブレットからアクセスが可能。

リンクステーション LS510Dシリーズ

1ドライブモデルのNAS。容量の異なる1TB、2TB、3TB、4TBの4モデルをラインナップした。型番、容量、希望小売価格は以下の通り。

  • LS510D0101 1TB 税別2万6,000円
  • LS510D0201 2TB 税別2万9,900円
  • LS510D0301 3TB 税別3万8,200円
  • LS510D0401 4TB 税別4万6,700円

有線LANの対応インタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(AUTO-MDIX対応)。対応プロトコルは、TCP/IP。ファイル共有は、SMB/CIFS、AFP、FTP/FTPS、HTTP/HTTPS。

USBのインタフェースは、USB3.0×1。

外形寸法は45×128×205mm。重量は約1.1kg。

リンクステーション LS520Dシリーズ

2ドライブモデル「LS520Dシリーズ」では、2つのドライブにデータを分散して保存する「RAID 0」、2つのドライブに同じデータを保存する「RAID 1」、2台のHDDを1台の大容量HDDとして使う「Linear」、内蔵している2つのドライブを別々のドライブとして運用する「通常」という4つのディスクモードに対応。出荷時状態では、RAID 1に設定され、データを維持しながらドライブ交換にも対応する。

型番、容量、希望小売価格は以下の通り。

  • LS520D0202 2TB(1TB×2) 税別4万2,500円
  • LS520D0402 4TB(2TB×2) 税別4万8,900円
  • LS520D0602 6TB(3TB×2) 税別6万3,700円
  • LS520D0802 8TB(4TB×2) 税別8万900円

有線LANの対応インタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(AUTO-MDIX対応)。対応プロトコルは、TCP/IP。ファイル共有は、SMB/CIFS、AFP、FTP/FTPS、HTTP/HTTPS。

USBのインタフェースは、USB3.0×1。

外形寸法は、87×127.5×205mm。重量は、約2.5kg。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。